広島市民がこよなく愛する洋食店で味わう絶品のすき焼き / 広島県広島市の「肉のますい」 (2/4ページ)
1956年(昭和31年)と言えば、朝鮮戦争による特需によって急速に日本が戦後から復興し、経済白書に「もはや戦後ではない」という言葉が記され流行語ともなった年。
世間では故・石原裕次郎さんが日活映画「太陽の季節」でデビューし、映画館新築ブームが到来、日本が国連加盟が可決され、国際社会に正式復帰し、経済が上昇曲線を描きはじめていた、そんな時代に、こちらのお店は産まれたのだ。
・絶品のすき焼き
こちらのお店では様々な美味しいメニューが提供されている。
自慢の牛肉料理に、鶏肉料理、トンカツに、カレーなどなど、様々な美味しいメニューが目白押しだ。
その中でも特にオススメなのがすき焼き。
美味しい肉を仲居さんが絶妙の加減で焼いてくれる、丁寧なすき焼き、それが「肉のますゐ(ますい)」自慢のすき焼きなのだ。
まず肉だが、ロースであるにもかかわらずしっかりとサシの入った美しい色。
これを熱々の鉄板の上に牛脂を引いて、丁寧に仲居さんが仕上げてくれるのだから、美味しくない訳がない。