カキや黒ニンニク、回転寿司でアンチエイジング!「オトコの元気飯」決定版

日刊大衆

写真はイメージです
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 最近、すっかり元気がないという中高年のお父サンは多いはず。そこで、これはマズイと、ネットなどで元気になる方法はないかと調べてみる。すると、ウナギがいいとか、山芋がいいとかの食材に始まり、亜鉛などのサプリメントを勧める記事などが目に入る。実践してみたものの、さっぱり効果が見られなかった……というお父サンも少なくないのではないか。

 だが、ガッカリする必要はない。というのも、毎日の食事において、食材をバランスよく取れば、下半身はまず確実に元気になるからだ。医療ジャーナリストの牧潤二氏が言う。「たとえば亜鉛のサプリを飲んでみたが、効かないという人がいますが、それは無理もありません。なぜなら、下半身を元気にするには複数の有効成分が必要で、それをバランスよく取ることで、初めて効くからです」

 また、両親が医者ということもあり、アンチエイジングにも精通する元警視庁刑事で、警察ジャーナリストの北芝健氏は実体験に基づき、こう語る。「まさに、複数の有効成分をいかにバランスよく取るかにかかっています。ありがたいことに、そのために高額の出費はかかりません。どこのスーパーでも売っていたり、居酒屋などで頼める安価な食材だけでも可能です。そして数か月も実践すれば、まず確実にビンビンになること請け合いです!」

■タウリン、亜鉛、ムチン、アルギニンが重要

 というわけで、まず、その複数の有効成分を解説してもらったうえで、それを具体的に、どんな食材、メニューから取ればいいのか実践編をお届けしよう。最初は主な有効成分を4種類。タウリン、亜鉛、ムチン、アルギニンだ。前出の牧氏が解説する。

「血液をサラサラにして血流を促してくれる有効成分がタウリンです。それから、亜鉛はヤル気にさせてくれる、そのものズバリの成分。ムチンは、不足すると腸疾患の発症に繋がることが知られています。近年、腸内細菌の重要性が注目され、腸健康法こそ最大の健康法といわれていることからも、重要性が分かると思います」

 牧氏によれば、タウリンには血流を促すだけでなく、体温や血圧を一定に保つなどのホメオスタシス(恒常性維持)作用があるという。「肝臓、循環機能改善の医薬品にもなっています。『リポビタンD』という栄養ドリンクがありますが、その主成分はタウリン。疲労回復にいいというイメージがあるのは、まさにこのタウリンのおかげです」

●ビタミンB群も大事な栄養素

 食事の品数が少なく、メニューも偏ると亜鉛不足になりがちだが、結果、下半身がションボリだけでなく、味覚障害を起こすこともあるという。「一人暮らしの男性に多いんですが、一人では食事がおいしくないので食欲不振になり、結果、身体機能全体が低下してしまう。これでは下半身の元気云々どころではないでしょう。そのためにも十分な亜鉛を取ることが必須です」(牧氏)

 一方、もう一つの有効成分であるアルギニンについて解説するのは、前出の北芝氏だ。

「アルギニンは、男性ホルモンの一種であるテストステロンを増やします。加齢とともにテストステロンの分泌量は確実に減るので、精力が減退します。したがって、アルギニン摂取も非常に重要です。ただし、それだけを取ってもダメ。テストステロンの原料はコレステロール(肉類など)や亜鉛などのミネラル類、それにビタミンB群などで構成されているので、それらをバランスよく取ることが必要なんです」

 男性ホルモンは男が男たるゆえん。さらに有効成分を挙げるとすれば、ビタミンB群も重要だ。「ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6など)は体内に摂取した栄養素、特に炭水化物や脂肪などを代謝して効率よく利用するうえで、なくてはならない栄養素です。したがって、ビタミンB群が不足すると疲労感が出てきます。穀物の胚芽(白米より雑穀、玄米)、肉類(特に豚肉)、レバー、うなぎ、カツオ、マグロ、イワシ、サバ、シジミなどの魚貝類に特に多く含まれています」(前出の牧氏)

 牧氏は下半身の元気に、このビタミンB群が最も重要だという。

■タマネギやショウガなどの具だくさんなみそ汁を!

 では、これらの必須有効成分をバランスよく取るには、どうしたらいいのか、いよいよ具体的な実践法を見ていこう。まずは、森林原人氏の告白から。「今から5年ほど前のことですが、精力減退を実感したので、まず『1日1食』にしました。当時は理想体重より約10キロ太っていたからです。それからタマネギなどを入れて具だくさんにし、ショウガをすり下ろしたみそ汁を毎日の夕食に必ず取るようにしました。今は体重も10キロ減っていますが、効果は始めてわずか1か月ほどで表れました!」

 みそ汁に含まれるミソもそうだが、その他に納豆(ムチン豊富)、漬物など、同じく腸を温める発酵食品をよく食べるように心がけたという。ショウガにはジンゲロールという血管拡張、血行促進成分が豊富に含まれている。この働きで、前述の有効成分タウリンにも似た血液サラサラ効果をもたらしたようだ。

 お次は、北芝氏に解説してもらった。北芝氏は60代と思われる(年齢非公表のため)が、とても、そんな年齢には見えない筋肉ムキムキぶり。そして、毎日のように女性ハントに余念がないという。

「まず一番に、毎日取っていただきたいのはニンニク。アルギニンが豊富だからです。ニンニク特有の臭いが嫌という人もいるでしょう。そういう人には黒ニンニクをお勧めします。独自の製造法によって発酵させた結果、無臭に。値段は少々張りますが、効果は普通のニンニクの7倍といわれます。血液が悪く腸が弱っていれば別ですが、そうでない方なら、2か月もすれば男性ホルモンの増加のおかげで別人のようにビンビンに。持続力もアップすることは、私の経験からいっても請け合いです!」

 ただし、それには条件があるという。すでに何度も述べてきた、他の有効成分とのバランスだ。

「亜鉛が豊富なカキやホタテは値が張りますが、安いゴボウにもいっぱい含まれているのでお勧め。牛、豚、鶏、羊などの肉でタンパク質もしっかり取りたい。タンパク質は体を作る基本栄養素ですし、アルギニン、亜鉛も取れます。年を取れば肉はほとんど食べなくていいというのは間違い。ただし、脂肪の取り過ぎは良くないので赤身にしましょう」(前同)

■外食ならマグロや青魚を回転寿司で!

 いろんな有効成分をバランスよく取るのは、なかなか難しい。さらに、料理なんて、まっぴら御免というグータラなお父サンのために、外食でもできる実践法を、B級グルメライターの田沢竜次氏に伝授してもらおう。

「外食するなら回転寿司がお勧めです。比較的安く、サバなどの青魚もそうですが、マグロなどにも血液をサラサラにしてくれ、DHA、EPA、それにビタミンB群が豊富。ガリ(ショウガ)でジンゲロールが取れます。さらに、タウリンが豊富なイカやタコもあります」

 亜鉛(カキなど)、ムチン(納豆など)、アルギニン(高野豆腐)などを取るには、全国でチェーンを展開している「やよい軒」のカキフライ定食、「大戸屋」のサバの炭火焼き定食、「すき家」のとん汁鮭納豆定食などを選べばいい。また、昼食時にコンビニで1品トッピングする、夜の居酒屋や宴会でも何の食材がいいか知る。

「後は、糖尿病、高血圧、髙脂血症などの生活習慣病を招く、高カロリーな食事を避けることです。カップ麺、ハンバーガーなどのジャンクフードはできるだけ控える。また、“ラーメン+ライスセット”や“カツ丼+そばセット”といった炭水化物の多いメニューを選ばないこと。1杯のドンブリ飯でもご飯は2分残したり、1日2食主義もいいでしょう。飲酒後のシメのラーメンは止めるなど、その気になれば必ず元気は回復します」(前出の田沢氏)

 北芝氏によれば、下半身が元気になれば決断力、闘争力など男らしさも増し、自然と女性にモテるようにもなるという。

 というわけで、この実践法、ともかく今日から試してみてはいかがですか。

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