ロシアの新都市ビルの壁面に描かれた巨大な北斎の浮世絵

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ロシアの新都市ビルの壁面に描かれた巨大な北斎の浮世絵
ロシアの新都市ビルの壁面に描かれた巨大な北斎の浮世絵


 偉大な功績を残したアーティスト葛飾北斎の浮世絵は、世界的にも有名な日本美術(関連記事)の1つだ。

 およそ190年の時を経てもなお、国や文化や世代を超えたくさんの人に愛されているこの名画が、なんとロシアの新都市ビルを飾ったと話題になっている。

 開発地区に建つビルの中でも、ひときわ目を引く高層6棟。そこに描かれたのは「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」、海外でGreat Wave(グレートウェーブ)と呼ばれるものである。

Japanese 'Great Wave' mural captured on newly built apartment buildings in Moscow

・新都市のビルに描かれたグレートウエーブ

 海外でグレートウェーブと称される北斎の「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」が高層ビルに出現。

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 この地域はモスクワ州のブトヴォ地区にあるエタロン市というニュータウンで、国際的な装飾を施した9棟のビルから成り立っている。

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 幅の広い3つのビルにはニューヨーク、シカゴ、バルセロナ、モナコを表す幾何学的な絵が描かれている。

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 そして高速道路に面した6つのタワービルには日本を代表する北斎画が浮かび上がるようになっている。

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北斎が描いた「富嶽三十六景 神奈川沖浪裏」
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・ダイナミックな波が両方向から楽しめる

 巨大な浮世絵の総面積はおよそ6万平方メートル。

 高さ87メートルのビルの各面を利用して、高速道路のいずれの方向からも絵がつながって見えるようデザインされているようだ。

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 このビルについて、モスクワ市長は「プロジェクトに沿った建設工事はまだ続くが、この6つのビルが地域のランドマークになる」とツイートしている。


 昨年末のエタロン市のインスタグラムより。確かにまだ工事中らしい。
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ЖК "Эталон-Сити"さん(@etaloncity)がシェアした投稿 - 2018年12月月24日午前1時25分PST


 ロシアのドライバーを楽しませる和の象徴。できることなら作者の北斎にもこの景色を見せたいものだ。
References:thisiscolossal / instagram /written by D/ edited by parumo
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