真の「クズの中のクズ」は、奈良県に存在した! (2/2ページ)

Jタウンネット

奈良まほろば館入口(写真はすべてJタウンネット編集部撮影)
奈良まほろば館入口(写真はすべてJタウンネット編集部撮影)

奈良県吉野は、桜の名所としても知られているが、くずの産地としても古くから有名だ。「吉野葛」と呼ばれている。奈良まほろば館には、吉野葛コーナーも設けられており、吉野葛を原料としたさまざまな食品が販売されている。

Jタウンネット編集部は2種類のくずもちを購入した。一つは「吉野の葛餅」(よしのや)だ。もう一つは、「吉野本葛餅」(黒川本家)だ。

吉野の葛餅(よしのや)
吉野の葛餅(よしのや)

容器から出したくずもちは、半透明で、ぷるぷるしている。添付された黒蜜をかけ、きな粉をふりかけて、食べてみる。爪楊枝ではなかなか切れないので、割り箸で細かくして、口に入れる。独特の弾力がある。一緒に試食した同僚は、「けっこう歯ごたえがある」とつぶやいた。他の人からは、「餅というよりは、ゼリーかな」という感想も......。「黒蜜をつけなくても、ほんのり甘い」と言う人もいた。

独特の食感は、たしかに餅でもなく、だからと言ってゼリー......というわけでもない。弾力があり、シャリシャリしていて、けっして甘すぎず、さっぱりしている。「こんなうまいもの、初めて食った」と言う人もいた(本当だろうか)。

まさに「クズの中のクズ」、「キング・オブ・クズ」とはこのことだ。

吉野本葛餅(黒川本家)
吉野本葛餅(黒川本家)
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