年がわからなければ腸に聞け!腸内細菌を見ればその人の年齢をピタリと割り出せるらしい(米研究) (2/3ページ)

・腸内細菌は加齢とともに増減する
機械学習の対象となった95種の細菌のうち、年齢の予測に特に重要だったのは39種であった。
たとえばEubacterium halliiのような微生物は年齢を重ねると増加する傾向にあった。これは腸の代謝に重要と考えられているものだ。
一方で、潰瘍性結腸炎に関連するバクテロイデス・ブルガータスのような減少するものもあった。
研究者によると、こうした細菌の種類の変化には、食事、睡眠リズム、運動における変化が関係している可能性が高いという。

・腸内細菌年齢時計の有効利用に期待
この「腸内細菌年齢時計」は、ある人の腸の老化の速さを知ったり、アルコール、抗生物質、食事などが寿命に影響するものなのかどうか確かめるための基準として利用できそうだ。
仮にこの見解が正しいのだとすれば、テロメアの長さやDNAの発現といったほかの生体指標と併せて、人の体の年齢や健康状態をより正確に把握できるようになるだろう。