滝沢秀明がキスマイ北山宏光を“特にかわいがった”真意とは?

アサジョ

滝沢秀明がキスマイ北山宏光を“特にかわいがった”真意とは?

 多くのジャニーズタレントの道しるべとなっていた滝沢秀明が、昨年いっぱいをもって引退。今年からはジャニー喜多川社長と二人三脚でエンターテインメント界を司っていく。

 華やかな世界からすっぱりと身を引く決断に、称賛と惜しむ声は後を絶たない。滝沢と出会って14年ほどとなるKis-My-Ft2の北山宏光も、そんなひとりだ。アイドル事情に詳しい女性誌の編集者は言う。

「2人の出会いは、滝沢が座長を務めたミュージカル『DREAM BOYS』初演。ステージ上で北山は、KAT-TUNの中丸雄一にそそのかされて、本番中にふざけました。すると、終わってから座長から呼び出しがあったそうです。ビビりながら控室をノックすると、『君か、北山って。そか、そか。今、いくつだ?』、『20歳です』、『打ち上げ来いよ』と怒られるのではなく打ち上げに誘われたんです。北山は別の仕事があったため、遅れて打ち上げの宴席に合流。酔っていた滝沢に対して勇気を振り絞って、『番号聞いてもいいですか?』と電話番号を聞きだして、以降はプライベートを共にするようになりました」

 食事に旅行と、どこへ行っても何を食べても、滝沢は1度たりとも北山に払わせなかった。冗談交じりで、「お金が全部なくなるわ!」と漏らしたことがあったほどだ。

 滝沢はかねてから、生意気で、多くのジャニーズJr.のなかで少し浮いた存在だった北山のことを気にかけ、「度胸がある子」と好印象を抱いていたそうだ。

「10年の舞台『新春 人生革命』では、滝沢がロープアクションの際に落下するアクシデントが起こっています。でも、偶然にも下にいた北山がクッションになって、間一髪のところでセーフ。座長の命を救った後輩ということで、ファンの支持が一気に高まりました。キスマイのデビュー後は、やや滝沢舞台から遠ざかりましたが、タッキーみずからの指名によって、節目となった『滝沢歌舞伎 10th Anniversary』で復帰。書道8段の北山の見せ場を作るシーンが新たに加えられています」(前出・女性誌編集者)

 今では、タッキーとキタミツは事務所スタッフと所属タレントという立場に変わった。それでも、育んだ師弟愛は変わらない。不変の絆はこの先、何らかの作品となって表に出てくるかもしれない。

(北村ともこ)

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