危険。ホストが教える「本当に悪い男」の特徴

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危険。ホストが教える「本当に悪い男」の特徴
危険。ホストが教える「本当に悪い男」の特徴

「この前会った彼、いい感じだったのにいきなりユーチューバーになるってフラれたよ、さちこ」

「あーりん、私の好きな人なんて一向に家へあがらせてくれません。絶対隠し事してる」

こんにちは、マイナビウーマン編集部のあーりんです。3日に1度、編集部の後輩さちこと交わされる会話です。もちろん内容に進歩なんてない。

ダメ恋愛を繰り返す私たちは、いかにもモテそうで女慣れしている悪そうな人が大好き。この前もテレビで見た月収1億のホスト、ローランドにハマっているって意気投合した。

うん、知ってるよ、絶対あの人、引っかかったらダメなタイプだって。でも仕方ない、ああ、なんでああいう悪そうな男性ってカッコいいんだろう。

で、1月からはじまることになった「悪い男」特集。世の中のいろいろな「悪い男」の深層心理と恋愛を紐解いていく企画だ。多分これ、私たちのための特集だと思う。

ってことで、あのホスト界の帝王に会える絶好のチャンス到来とハイタッチした私とさちこ。そう、私たちが今ハマりにハマっている“ローランド様”。

「『悪い男』の見極め方を教えてください!」

こうして、ダメ女2人は夜の歌舞伎町に飛び込んだのだった(「ローランドに会いたい!」というただの公私混同をひたすら隠しながら)。

■第1回:一晩で4,000万稼ぐホストは「悪い男」じゃないの?

ローランドさん、今日はよろしくお願いします。マイナビウーマン編集部のあーりんです。 ああ、よろしくね。 さっそくですが、ローランドさんご自身は「いい男」と「悪い男」、ずばりどちらなんでしょう? 女性を手玉にとるホストの男性って、モテる分「悪い男」なんじゃないかと正直思っていて……。 俺はもう「超がつくほどいい男」です。 初っ端からさすがです。その自信の理由は? ホストの仕事に限っていえば「指名をもらったら絶対に幸せにすること」を約束していますからね。でも、それにはひとつだけ条件があって。 条件? 気になる!! 「俺を本気で好きになっちゃダメだよ」ってこと。お客様とはそのルール決めをしているから、彼女たちの人生を狂わすこともない。コンプライアンスを徹底している点で、本物の「いい男」だと思いませんか? コンプライアンス無法地帯こそ、ホストの世界だと思ってた。 まあ、ダメって言っても好きになっちゃう女の子は星の数ほどいるけどね。 じゃあ、もしもローランドさんのことを本気で好きになっちゃったら、どうすればいいんですか? そうはいっても恋心は止められないものだから。そういうときは、俺もただ傍観するしかない。やれやれ。 いやいや、傍観だけですみます? 今まで想いゆえに暴走する女性とかいなかったんですか? 家の前で正座して待ってるとか、実家にいきなり突撃するとか。 さちこの暴走例が具体的なのがちょっと震える。 その点でいうと、お客様には恵まれていてね。俺のまわりに不躾な女性はいない。「隣にいて恥ずかしくない女でいろよ」って日々伝えているから。つまり、「いい男」は「いい女」に愛される。 なんだそりゃ。そうはいっても、ホストの仕事をしていたら一度くらい女性の殺意を感じたこととかありません? わかってないな。それを感じるホストは二流だってことを。 じゃ、ローランドさんは「超がつくほどいい男」だということで。一方で仕事柄、さまざまな男性と関わると思うんです。ローランドさん目線で「悪い男」って、たとえばどんな人がいました? 「努力しない男」だね。 努力、ですか? 「いい男」でいることはマナーであり、ルール。ホストに関していえば、カッコよくいることは義務。タクシードライバーが「免許持ってないんですよ」って言ったら、もはや法律違反でしょ? ホストクラブにいる男が「俺、ブサイクなのにホストです」って言ったら、無免許でタクシー乗ってるのと一緒です。 わかるようでわからない。 つまり、ローランド的にいえば、カッコ悪いままでいることを肯定して生きるのは「悪い男」。高みを目指さないこと、努力しないことは悪である。 アスリートに密着した情熱大陸みたいになってきた。 でも、努力している男性ってどうやって見極めればいいんでしょう? 世の中っていろんなタイプの男がいるように見えて、結局2種類しか存在しないんですよ。わかります? わかりません。 俺か、俺以外か。つまり、ローランドかそれ以外の男か。 OK。あーりん、帰ろう。 ほかにローランドさんが思う「悪い男」の特徴ってあります? あとはちゃんと「ごめんなさい」が言えるかどうかだね。ミスは誰しもがするものだから。いざというとき、「ごめんね」としっかり言えることは大事。 次は幼稚園の先生みたいなこと言い出した。 ちなみに最近ローランドさんが謝った出来事は? 俺、悪いことしないから。基本、謝らない。絶対謝らない。 悪い男じゃん(笑)。ママにも謝ったことないんですか? そういえば昔、ロベルト・カヴァリのベルトがほしくなったことがあってね。 それ、いつの話ですか? 小2。 すげぇな、その小2。 で、悪いと思いつつ母親の財布からこっそりお金をいただこうと思ったわけですよ。そしたら、すっごく昔にあげた「肩たたき券」がでてきた。 やばい、泣ける。 ええ。それはもう泣きじゃくりながら1万円盗りましたよ。 盗ったんかい!!!!!!!! だから、今言う。お母さん、ごめんなさい。ちなみに1万円じゃロベルト・カヴァリは買えなかったよ。 ねえ、この人やっぱり悪い男だわ。 いいこと言っているようで言ってないような、言っているような。第2回「ローランド流『悪い男に引っかからない方法』」は明日(1月19日)公開。乞うご期待!

(取材・文:マイナビウーマン編集部、撮影:洞澤佐智子)

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