シャイすぎて人に道がたずねられず、初めて訪れたシンガポールの街を10日間さまよったガラスの十代 (2/2ページ)

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 しかし8日目にお金が底をつきいよいよヤバくなり、9日目と10日目、なんと大胆にも物乞いをすることになった。空腹で脱水症状があらわれ、そうするしかなかったのだという。

 6~7人に声を掛けると少しばかりのお金が集まり、それで水を買ったそうだ。

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・友人のアパートから6kmほど離れた場所で無事に保護される

 幸運なことに、ようやくその生活にピリオドが訪れる。友人が行方不明者として届け出てくれたため、チャンさんは無事に保護されたのだ。

 保護されたとき、チャンさんは友人のアパートから6kmほど離れたところにいたらしい。

 その数日後、チャンさんはクアラルンプール行きのバスに乗った。もうシンガポールはこりごりだとマレーシアに戻ることを決めたそうだ。

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・道も尋ねられないのに物乞いできるってどういうことなの?

 チャンさんの大冒険はシンガポールとマレーシアのSNS上で大きな話題となったが、「どうして道を尋ねられないほどシャイなのに物乞いができるのか?」と疑問を感じた人も多いようだ。

 また「道も尋ねられない18歳を雇ってくれる会社はマレーシアにもないだろう」と厳しい意見もあるみたい。

 確かにお金を恵んでくれと頼むより道を尋ねる方が簡単な気もするけれど・・・戸惑う気持ちで行ったり来たりしたかったのかな。

References: eNanyangなど / written by usagi / edited by parumo
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