『カイジ』コンビ再対決、藤原竜也ドラマ『新しい王様』にワクワクが止まらないワケ

日刊大衆

『カイジ』コンビ再対決、藤原竜也ドラマ『新しい王様』にワクワクが止まらないワケ

 1月8日にスタートした、TBSと配信サービス・Paraviの共同制作によるドラマ『新しい王様』に注目が集まっている。

 本作は藤原竜也(36)演じる“自由人”のアキバと、香川照之(53)演じるファンド会社代表の越中がテレビ局の買収をめぐって激突するというドラマ。全17話予定で、すでにシーズン1の8話分はTBSでの放送を終了。シーズン2の全9話の配信がParaviでスタートしている。 

 テレビ局の買収といえば、10数年前にホリエモンこと堀江貴文(46)がフジテレビを買収しようとした騒動が思い出されるが、当のホリエモンもドラマ放送後にツイッターで「これめっちゃ面白い」と大絶賛。1月18日にも「どうやら私とか某ファンドとか知る人ぞ知るカンクロウとかがモデルのドラマがTBSで放送されててやばいくらい面白くて毎日みてしまってる(あ、私は配信で見てますが)」とまたも褒め称えた。

■藤原竜也と香川照之の新たな対決が始まった!

 モデルとなったホリエモン本人も認める『新しい王様』。新しい放送形態であることで放送前から話題を集めたが、やはり注目なのは藤原竜也と香川照之が再び顔を合わせた作品だということだ。

「金は社会の血液だ。経済を活性化するために金は循環させなければならない! ……では、失礼」

 きたきたきた……こうでないと! こちらは香川演じる越中が、“ドヤ顔”&“早口”でまくし立てるセリフ。カネ、モノ、オンナ……、底なしの欲望が丸見えの、まさにギラギラした男。自信家で野心たっぷりの男を演じたら香川照之以外にいないのではないか。とにかくカッコいい。

「奴らに手の届かない自分の内面に、自分だけの力を身につけろ。お金は関係ない」

 こちらは藤原演じるアキバが、「サイがいない地球なんてつまらない!」と、野生のサイを守る基金に1億円を寄付するシーンで出たセリフ。……カッコいい! 自由な発想で、楽しくて、未来的なお金の使い方だ。この考え方こそ価値があるのではないかとさえ思える。

 藤原竜也と香川照之といえば映画『カイジ』シリーズで激突した2人。今作はそれから8年ぶりの共演作となるが、専門用語と長いセリフは緊張感が漂い、見ごたえのあるシーンの連続で毎話あっという間。お金の価値観が真逆の二人の対決には、名セリフも満載で、一瞬たりとも見逃せない!

■杉野遥亮と武田玲奈の新境地! 体当たり芝居にドキドキ!

 藤原と香川以外にも、石黒賢(52)や八嶋智人(48)といった曲者も集った本作。中でも注目なのは、映画『L♥DK ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』など胸キュン映画への出演でティーン層に絶大な人気を誇る杉野遥亮(23)。杉野は、「会社を上場させて美女とシャンパンが飲みたい!」と野心たっぷりに会社を創設した若手社長のコウシロウ役。爽やかイケメン役のイメージが強いが、今回はナンパな役に挑戦しており、そのギャップに驚く。ねっとりしたいやらしさがない社長が、越中ら世間にもまれて変化していく様を見届けたい。

 また、今クールは特撮好きOLたちの日常を描いたNHKドラマ『トクサツガガガ』にも出演する武田玲奈(21)の名演にも期待がかかる。武田が演じるのは、ヒロイン的ポジションの元看護学生のエイリ役。エイリは第1話で闇金の借金取りに追われて逃走するシーンから登場するが、ショーツを丸見えにさせながら柵を飛び超えるアクションが見事。杉野に武田、2人の若手俳優の新境地に期待したい。

■香川照之本人も「よくぞここまで書いた」と大絶賛!

 本作でメガホンをとる山口雅俊氏は1月15日、自身のツイッターで『新しい王様』の地上波放送が大変過酷で、各所から「訴えるぞ」と言われたと告白。香川照之からは「よくぞここまで書いた。オンエアできるだけで勝利」と言われたと明かした。

 すでにシーズン1の地上波放送は終了しているが、ParaviではSeason2の放送とともにシーズン1も全話配信中。時間のあるときに1話ずつ見てもいいが、圧倒的な面白さで一気に見てしまうことだろう。

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