ニセモノの神?古い宗教絵画の中に浮かぶ「UFO」の正体

まいじつ

ニセモノの神?古い宗教絵画の中に浮かぶ「UFO」の正体

この絵は『イタリア:フィレンツェ』の『ヴェッキオ宮殿』に飾られている『聖母と聖ジョバンニーノ』という、15世紀の宗教絵画だが、右上の赤丸を見て貰いたい。なんと「UFOのような楕円形の物体が浮かんでいる」としてネット上で話題となり、いま大ブレイクしているのだ!

そしてこれが“問題の部分“をそのまま拡大したものだが、確かにUFOに見える。しかも驚くべき事に、手をかざしてUFOを見上げている男まで居るではないか! これは空中に浮かぶUFOを“意図的に絵の中に描いた証拠“のように思えるが、この当時の人々はそれほどUFOが身近な存在だったのだろうか?

「神の啓示」に隠された「ある勢力」の存在とは?

いろいろ調べてみると「そうではない」ことが分かってきた。例えば上の絵は1710年に描かれた『キリストの洗礼』という作品だが、大きく丸い物体から光が照射され、下にいる人々を祝福している感じが、よく表現されている。

これを『キリスト教』では『神の啓示』(神からのあかし)と呼び、宗教絵画ではよく使われる『モチーフ』なのだそうだ。キリスト教以外でも例えば『旧約聖書』に記されている『ソドムとゴモラ』や『ノアの方舟』、『日本神話』の『天孫降臨』など、形こそ違うが現実ではあり得ない『超常現象』が宗教では“象徴的なモチーフ“になっている場合が多い。

そしてこれ等の超常現象を人工的な『舞台装置』として考えるなら、何処かの誰かが“集まった群衆を都合よく操る方法“としても、非常にインパクトがあり、すごく効果的なように思えるのだ。つまり全てが“現実の出来事“だったとしたら…?

例えば『古代人』を積極的に“観察“していた高度な科学技術を持つ『知的生命体』が地球に居たとする。彼らは“人間の癖“とも言える種族間の残忍な大量殺戮を懸念し、これを根本的に止めさせるために“さまざまな神“を『人工的』に作り上げ、先にご紹介したような超常現象を多くの群衆に体験させることで圧倒し、“人間を教化しようとしていた“のではないか?

もしかすると古代の『大厄災』やキリスト教と『ユダヤ教』で『予言』されている『最後の審判』は、教化したはずの“人間“が彼らの思い通りにならず、その失望と我慢が極限に達した時、“定期的“に行われ、その都度地球は“リセット“されていたのかも知れない。

出典 Madonna with Saint Giovannino: Painting with a UFO?

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