タイムトラベルの実現に近づいたのか?ブラックホールを利用したワープ航法で光速より速く移動できる(米研究) (3/4ページ)

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実際のところ、落下する物体にははっきり気づくような影響がないかもしれないほどだという。

 ブラックホールをワープ航法のポータルとして利用するというアイデアの実現可能性を高めてくれる見解である。

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・スパゲッティ化現象も軽微

 マラリー氏はさらに、これまでならあまり好ましいとは考えられなかっただろうことも発見した。

 それは回転するブラックホールの特異点の影響によって、宇宙船の引き延ばしと圧縮というスパゲッティ化現象のサイクルが急速になるということだ。

 ところがである。ガルガンチュア級のブラックホールなら、その力は宇宙船のクルーが気づかないほど小さいものかもしれないという。

 決定的なのは、こうした効果が際限なく増加したりはしないということだ。ブラックホールに接近する宇宙船にかかるストレスが無限に増加する傾向にあるとしても、その効果は有限の範囲に留まるのだ。

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・ただしブラックホールが完全に孤立していることが前提

ただし、このシミュレーションを実施するにあたっては、単純化するためにいくつか前提条件が設けられた点に注意しなければならない。

 特に重要な前提は、ブラックホールが完全に孤立しており、近隣にある恒星のようなものから撹乱を受けておらず、放射線も浴びていないというものだ。

 これによってシミュレーションは容易になるが、実際のところ、ほとんどのブラックホールはチリやガス、放射線といったもので囲まれていることを指摘しておきたい。

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