〈目からウロコの健康術〉 飲み方次第で毒にも薬にもなる!?「お酒」との正しい付き合い方 (3/3ページ)

週刊実話



 アルコールには利尿作用があることなどから、塩味が多い物を好む人が多い。あるビール会社が行った約4300人へのインターネット調査では、飲酒するときに「つまみを食べる」と答えた人で「塩味の効いたもの」を選ぶという人が36・5%を占めた。

 例えば、刺身にはシソを巻いたり、わさびを増やしたりし、風味をプラスさせて、しょう油の量を減らすなどの工夫ができるので、研究して欲しいという。

 最近、日本航空のロンドン発羽田行き便に乗務予定だった男性副操縦士(42)から、法定基準を大幅に上回るアルコールが検出、現地の警察に拘束された。同社によると男性は飲酒後、約20時間たっていたが、前夜にワイン2本、瓶ビール3本、缶ビール2本を飲んだと話している。

 こうした類の人は、「仮眠すれば、大丈夫。二日酔いにはならない」とし、「サウナに入る」「コーヒーを飲む」など“自己流の酔い覚まし”を解決策とするなど、誤った知識で判断する人が多い。

 だが、「仮眠の場合、眠っている間のほうが覚醒時より分解スピードが遅くなり、十分時間を取ったつもりでも、起床時にアルコールが残っている可能性が大きい」と専門医は言う。

 また、週に1、2日はお酒を飲まない「休肝日」を設けることも必要で、専門医も次のように提案する。

 「毎日お酒を飲み続ける人は、休肝日のある人に比べ死亡リスクが1.8倍高いという報告もあります。お酒自体がその原因になる可能性も理解しておく必要があります。肝臓病や脳卒中、習慣飲酒が原因の高血圧、肥満に伴うものも多いので、注意が必要です」
 楽しいはずの飲酒が悲劇にならないよう、まずは適量、次に休肝日を設けるなど、日頃から気を付けたいものだ。
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