〈目からウロコの健康術〉 飲み方次第で毒にも薬にもなる!?「お酒」との正しい付き合い方 (2/3ページ)

週刊実話

例えば、ビール中瓶2本、酎ハイ(アルコール度数7%、350㍉㍑)を3缶飲めば5単位となり、女性であれば、分解のために約25時間が必要となる。

 では、多量飲酒に繋がる飲み方を、どうすれば和らげられるのか。この点について、専門家の1人は「酒のおつまみに、ひと工夫すべきで、それによって酔い方も違ってくる」という。

 アルコールは体内に入ると、胃で2割、小腸で8割吸収され、肝臓でアセトアルデヒドから酢酸に分解される。胃に何もないと、多く吸収される小腸に速く移動してしまい、急激に血中濃度が上がってしまう。食べ物が入っていれば、アルコールと混ざり合って消化されるため、吸収は緩やかになる。

 つまみではないが、「肝臓機能を高める」とされるショウガの仲間「ウコン」も酒のお供として人気がある。だが、日本栄養専門学校の浅尾貴子准教授は「二日酔いに効くイメージに明確な根拠はない」という。

 チーズなどタンパク質や脂質を含んだ食べ物は、粘膜を傷つけにくくするメリットがあると言われる。胃で消化されるのに時間がかかるため、胃にたまり、アルコールの濃度を低くする事ができるためだ。

 しかし、つまみをまったく食べずに飲むのは健康的な飲み方とは言えない半面、多く食べすぎてしまう危険もある。

★カロリーオーバーに注意!
 前出の浅尾氏はこうアドバイスする。
「酔って判断能力が落ち、満腹感をコントロールする力が落ち、食べすぎる可能性がある。ですから、つまみを『別腹』扱いしてはいけません。1日の食事全体のバランスで考えて選んでください」

 例えば、1日に必要なエネルギー量が2000キロカロリーとすると、1食当たりは600〜700キロカロリー。ビール中瓶1本や日本酒1合は約200キロカロリーで、3本も飲めばすぐカロリーオバーとなってしまう。
「飲酒する予定があるときは、朝・昼で食事量を調整することが大事になります」(浅尾氏)

 またアルコールは高カロリーだが、栄養素は少なく、つまみを選ぶときはビタミンやミネラル、タンパク質、炭水化物をバランスよく摂るように心掛けること。そして飲み始める前に、つまみ全体の構成を考える必要もある。特に塩分の摂りすぎには気を使いたい。

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