プロ野球「球団の火種」乾燥注意報(1)巨人が長野久義をプロテクトから外した理由 (2/2ページ)

アサ芸プラス

だから、一度検査を受けろって言ってやったんだ』と、不振の理由を吹聴していました。ところが蓋を開ければ長野の動体視力はめちゃくちゃよかった(笑)。検査結果を聞いた原監督の顔はこわばっていたとか。つまり長野は何も悪くないのに、プライドの高い原監督が勝手に『赤っ恥をかかされた』と根に持っていたというんです」(球界関係者)

 そんなハタ迷惑な逆恨みでプロテクト外しを決めたとは思いたくないが‥‥。

 一方、追放の憂き目にあった長野は日本ハム、ロッテと2度のプロ入り拒否を経て巨人に入団した経緯の持ち主だ。愛する球団を出たことで、モチベーションの低下も心配されると思いきや、事情は違った。

「『どうしても巨人でなければ』ということなら、元中日・岩瀬仁紀(44)のように、拒否する“裏技”は可能だったはず。実は長野の『巨人愛』は薄いんです。ドラフト当時の関係者が確認したところ、本当はすぐにでもプロ入りしたかったといいます。ところが、大学関係者と巨人が裏でガッチリ手を組んで、長野の家族にも了承させて、巨人以外の入団が許される状況ではなかったんだとか。当の本人は、ソデにした形の他球団にも誠心誠意説明を尽くし、逆に担当者に感激されたんです。とはいえ、今回のことにじくじたる思いはあるでしょうから、巨人へのリベンジには期待したい」(球界関係者)

「プロ野球「球団の火種」乾燥注意報(1)巨人が長野久義をプロテクトから外した理由」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 2/7号長野久義原辰徳巨人プロ野球エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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