嵐「活動休止」各誌報道!“攻める”『女性セブン』“うすうす”『週刊新潮』の衝撃裏側

日刊大衆

嵐「活動休止」各誌報道!“攻める”『女性セブン』“うすうす”『週刊新潮』の衝撃裏側

「2019年1月27日」は、ファンにとっては永久に忘れられない日付となった。国民的アイドルグループの『』が、2020年12月31日をもって活動休止することを発表したのだ。

 2016年末のSMAP解散以来のビッグニュースを、NHKなどのテレビ各局をはじめ、あらゆるメディアが大々的に報じた。

 1月31日発売の『週刊文春』(文藝春秋)では、〈嵐を崩壊させた大野「屈辱謝罪」と二宮“匂わせ婚”〉とのタイトルで、5ページにわたって嵐の活動休止会見に至るまでの経緯と今後について詳細に特集。記事では、リーダーの大野智(38)がメンバーに「嵐としての活動を終えたい」と切り出した2017年6月の約1年前の2016年4月19日、都内の会員制バーでカラオケを熱唱し、さらに店中に響き渡るような声で「もうアイドルは嫌だ!」と大野が絶叫していた、と報じた。

「『文春』の記事は、先日の会見と同様、活動休止は大野が切り出したことがきっかけだという内容でした。しかし『文春』は今回の会見にも注目しており、松本潤(35)が大野をフォローし、櫻井翔(37)と二宮和也(35)がツッコミを入れ、全員の気持ちを相葉雅紀(36)が総括して取材陣に伝えるという、大野が悪者に見えることのないようにするための、完璧な会見だったと評価しています。『文春』は今回の会見が、嵐と、そしてジャニーズ事務所がSMAPと同じ過ちを繰り返さないために準備を幾度も重ねてきたものだとしています。“さすが『週刊文春』!”と言える、さまざまな取材を元にした記事となっていましたね」(芸能記者)

 大野が活動休止のきっかけとなったという一方で、『週刊文春』も報じているが、別の話も聞こえてきている。

「嵐の活動休止を後押ししたのは、“嵐である以上、結婚することができない”という鉄のルールがあったことも大きかったんです。嵐のメンバー全員が30代半ば。それぞれが交際していると噂される女性も結婚適齢期を迎えています。相手の事情も考え、活動休止、そして結婚というビジョンを描いているのでしょう」(女性誌記者)

■「活動休止の種に火をつけたのは二宮」と報じる『女性セブン』

 この事情に深く切り込んでいるのが、文春と同じく1月31日に発売された『女性セブン』(小学館)だ。同誌も5ページにわたって〈「僕たちはアンチSMAPを貫く! 活動休止全真相 二宮和也35 「限界超えた」直談判の夜〉とのタイトルで、嵐の活動休止について報道。その後、2つの企画ページとあわせて9ページの大特集を組んでいる。

「『女性セブン』といえば、ジャニーズと“親密”なメディアとして知られていますが、今回の活動休止に関して、かなり詳細に裏側を伝えています。実は『女性セブン』は、ジャニーズ事務所と友好的な関係でありつつも、SMAP解散騒動の際にもかなり切り込んだ記事を掲載していた。ジャニーズでも、大きな騒動に対しては、ジャーナリズム精神を感じさせる記事が多い印象ですね」(スポーツ紙記者)

『女性セブン』の記事では、“活動休止の種をまいたのは大野だが、その種に火をつけたのは二宮だった”とし、昨年春にジャニーズ事務所幹部に二宮が「嵐も事務所も辞める覚悟がある」と伝えたと報じている。さらに同誌は、大野が活動休止をメンバーに打ち明けたのが、嵐メンバーが立て続けに熱愛報道に見舞われたタイミングと重なると注目した。

「2016年6月に二宮とフリーアナウンサーの伊藤綾子(38)の熱愛が発覚し、同年末には女優の井上真央(32)と交際していた松本がセクシー女優の葵つかさと二股交際していることが明らかになった。さらに2017年2月には櫻井とテレビ朝日の小川彩佳アナウンサー(33)の密会が報じられました。『セブン』では、嵐メンバーと交際した女性が、ファンから厳しいバッシングを受けたことで、“自分たちと交際する人は幸せになれない”とメンバーたちが考え、それが活動休止への流れを加速させたのではないか、としていました」(前出のスポーツ紙記者)

 さらに『女性セブン』では、昨年9月末に二宮が元SMAPの木村拓哉(46)の自宅を訪れたことを報じている。二宮が訪れた木村宅には、木村の妻・工藤静香(48)もいたようで、二宮が木村宅を訪問したワケなども詳しく報じている。

「『女性セブン』では、グループが分裂した形になったSMAPの二の舞にならないよう、活動休止会見に向けて嵐が2年近くにわたり、さまざまな準備をしてきたとも報じています。嵐の活動休止会見では質問が出なかった嵐とSMAPの関係にまで言及した、突っ込んだ記事です。相当面白いですよ」(前同)

■『文春』『セブン』の裏で“アッサリ薄口”な『週刊新潮』

「『文春』や『セブン』が今回の騒動について深く切り込んだ記事を掲載する一方、『週刊新潮』(新潮社)がやけにアッサリしているな……と思いましたね」

 というのは女性誌記者。上記2誌と同じ日に発売された『週刊新潮』では、会見で大野を櫻井がフォローする場面の写真をメインに、白黒グラビア2ページで嵐の活動休止を取り上げているだけだ。

「正直、拍子抜けしましたね。『週刊新潮』といえば『文春』と同様、徹底的に取材する辛口な週刊誌ですが、“嵐の活動休止”という超ビッグニュースをあんな会見写真のページだけとは……かなりの薄味です。実は、新潮社からは、昨年5月にデビューしたジャニーズ事務所の新グループ『King&Prince』のカレンダーが3月8日に発売されるんですよ。ジャニーズタレントのカレンダーといえば、厳しい出版界での“ドル箱案件”。新潮社としてもようやく作った信頼関係ですから、ジャニーズとの絆を壊すわけにはいかないでしょう。しかもキンプリのカレンダーを製作しているのは週刊新潮の編集部らしいですよ。編集部としては『嵐活動休止』の詳細な記事を作りたいところだと思いますが、そういった“忖度”から写真メインの2ページだけ、という決断に至ったのではないかと言われています」(前出の芸能記者)

 嵐の活動休止は、さまざまなところに影響を及ぼしているようだ。

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