「いけしゃあしゃあ」の語源は何?調べた結果をいけしゃあしゃあと紹介します (1/2ページ)
先日、こんな質問がありました。
「よく、憎らしいほど平然としている様子を『いけしゃあしゃあ』って言うけど、なんで『いけしゃあしゃあ』って言うんだろう?」
言われてみればよく使う言葉ですが、その絶妙な語感に納得していたのか、語源にまで思いを至らせたことがありませんでした。そこで今回は、この「いけしゃあしゃあ」について、興味の湧いたが吉日、とその語源を調べてみました。
さっそく「いけしゃあしゃあ」について調べた結果を、簡単にまとめます。
※諸説ありますが、ここでは解りやすいものを採用しました。
用例に「入髪で いけしゃあしゃあと 中の町」―『誹風柳多留』など。余談ながら入髪(いれがみ)とはウィッグのことで、中の町とは地名(現:東京都港区赤坂)です。
「いけ+しゃあしゃあ」で構成される。「いけ好かない」「いけ図々しい」と同じで、「非常に『しゃあしゃあ』としている」という意味で用いられます。
「いけ」は、人や物事について激しくディする(卑下の強調)目的で用いられる接頭語。「いけ」は「厳(いか)めしい」を語源とする「いかい」の関東訛り「いけえ」の短縮形で、若者が物事について、「(良くも悪くも)すごい」というニュアンスで「いかちぃ(厳つい)」と表現する感覚に通じます。
「しゃあしゃあ」は、水などの液体が滑らかに流れる擬音。基本的にはひらがな表記ですが、そのケロッとした厚かましさからか、当て字で「酒々」とか「酒蛙々々」などと表記されることもあり、「蛙の面に水」的なニュアンスが感じられます。
