日本の仏教に海外の仏教…日本だけでも宗派がいろいろ。いったいどこがどう違うの? (1/2ページ)
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仏教
なぜ仏教にはこんなに種類があるの?
日本人の宗教は、全体的には「無宗教寄りの仏教」といった印象です。大晦日の風物詩といえば除夜の鐘ですし、葬儀は仏教式で行うというご家庭が多いのではないでしょうか。
また国内のどんな小さな村にも、お寺は必ずあります。
そんな私たちにとって馴染みのある仏教ですが、ひとことで「仏教」といっても「天台宗」「浄土真宗」「日蓮宗」など、色々な宗派があります。さらに日本から世界的に視界を広げると、それらとはまた違った仏教があることにも気付きます。
なぜ仏教にはこれほど色々な種類(宗派)があるのでしょう?そしてそれらはどこがどう違うのか、どうしてそんなふうに分かれていったのか、ちょっと気になりませんか?
仏教は大きく分けて2つあるそもそも仏教は、大きく2つに分けられます。それが「大乗仏教」と「上座部仏教」。皆さんもどこかで耳にしたことがある言葉なのではないでしょうか。
仏教の開祖であるお釈迦様が亡くなられてから200年くらい経った頃、仏教の解釈を巡って弟子たちが分裂し、1つだった教団が2つに分かれてしまいました。
2つに分かれたうち、お釈迦様の教えを「学問・哲学」として極めていこうと考えた人たちは、現在のタイやミャンマーを中心とする東南アジアへ広がっていき、「上座部仏教」と呼ばれるようになりました。
上座部仏教の特徴は、「悟りを開けるのは出家信者だけで、一般の仏教徒は悟りを開くことができない」と考えられている点です。