福井が誇る元祖ソースカツ丼のお店 / 福井県福井市の「ヨーロッパ軒総本店」 (2/4ページ)
1913年(大正2年)と言えば、国内で養鶏が本格化し、東京市内のガス灯消え電灯が普及していくなど、日本が近代化に向け進んでいた時代。
そんな時代に、ドイツ・ベルリンの日本人倶楽部で6年間料理を学んだ高畠増太郎が、ドイツのシュニッツェルをウスターソースで味付けして丼飯に載せた料理を考案、これを「カツ丼」と名付けて1913年に料理発表会で披露し、当時の東京市牛込区にヨーロッパ軒という洋食店を創業したのだ。
お店はその後横須賀に移転、関東大震災で被災したことにより、高畠増太郎は故郷の福井へ帰郷、1924年(大正13年)に現在のヨーロッパ軒総本店をオープンさせることになる。
そんなベルリンで学んだ美味しいシュニッツェルを日本風にアレンジしたソースカツ丼は、福井の人々に愛され続けており、のれん分けによって現在では福井県内に19の店舗が広がっているのだ。
・香ばしいカツとソースの競演、それがヨーロッパ軒のカツ丼
こちらのお店には様々なメニューがあるのだが、やはり初めて訪れるのであれば、ソースカツ丼を味わうことをオススメしたい。
カツ丼の蓋を開けると、香ばしいカツの香りと、お店特製のソースの香りとが立ち上る。
そしてその香りに食欲が高まっていくのを感じてしまう。

まずはその香ばしいカツを味わってみてもらいたい。