朝ドラ女優の宿命?「3年A組」の永野芽郁が“鈴愛”に見える現象の打開策とは

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朝ドラ女優の宿命?「3年A組」の永野芽郁が“鈴愛”に見える現象の打開策とは

 俳優・菅田将暉主演のドラマ「3年A組-今から皆さん、人質です-」(日本テレビ系)の第5話が2月3日に放送され、平均視聴率が10.4%と高視聴率をマーク。このドラマには、生徒役で片寄涼太(GENERATIONS)や川栄李奈、今田美桜など、若手俳優の有望株が集結して注目を集めているが、実はヒロイン・茅野さくら役を演じる永野芽郁に、思わぬ声が上がっている。

「永野演じる茅野が、時折、感情を露わに早口でまくしたてる場面があるのですが、そのシーンを見た視聴者から『3年A組の永野芽郁が完全に鈴愛だな笑笑』『永野芽郁が鈴愛にしか見えん』といった声が上がっています」(エンタメ誌ライター)

「鈴愛」とは、永野が去年NHK朝の連続テレビ小説「半分、青い。」で演じたヒロインの名前。番組が終了した去年の9月からわずか3カ月しか経っていないせいか「永野芽郁は鈴愛ちゃんのイメージが抜けない」といった指摘や、中には「永野芽郁に鈴愛タイプというイメージがついてしまうのを恐れている…」と、今後の永野の女優生命を心配する声まで上がっている。

「永野はヒロイン経験も豊富ですから、この場合“鈴愛”が抜けないというよりも、そういった演技が今回のドラマの中で求められていると考えた方が自然ですね」(制作会社プロデューサー)

 とはいえ、永野の今後について心配する声が、他からも上がっている。

「国民的な女優と言われる『朝ドラ』のヒロインを経験したからといって、必ずしも女優として順風満帆になれるとは言えません。朝ドラ『純と愛』に主演した夏菜は、ドラマ終了後にすぐにドラマ『ダブルス~二人の刑事』(テレビ朝日系)に出演しましたが、その後は鳴かず飛ばず。それに比べ、いまや人気女優に成長した高畑充希は朝ドラ出演後、間を3クール開けてドラマ『過保護のカホコ』(日本テレビ系)に主演。しばらくは主演以外で実力をつけ、朝ドラのイメージを払拭してから民放のドラマに主演し、成功したと言えるのではないでしょうか。そういった意味で、人気俳優で共演経験もある菅田将暉の主演ドラマにまず出たのは、賢明な判断と言えるのかもしれません」(夕刊紙デスク)

 3月15日には恋愛映画「君は月夜に光り輝く」に主演する永野。この辺りでそろそろ、“脱・鈴愛”ができるといいのだが。

(窪田史朗)

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