「いだてん」第6話振り返り。あの立派な東京高等師範学校のロケ地は龍谷大学大宮学舎

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「いだてん」第6話振り返り。あの立派な東京高等師範学校のロケ地は龍谷大学大宮学舎

「いだてん」第6話が放送されました。前回、マラソンで見事1位に輝き優勝カップを手にした四三。今回は足袋も改良バージョンを作ってもらい、オリンピックに向けてひた走る、、かと思いきや、「オリンピックって何?」という状態。

この四三の反応には視聴者は嘉納治五郎先生ともどもガックリくるところでしたね。

オリンピックに出るか出ないか、1話をかけて決断するところまで行きました。それはそうと、あちこちを走り回る四三の背景、そしてオリンピック初出場に向けて準備を進める嘉納治五郎がいる場所、あの立派な建物、どこがロケ地なのか気になりませんか?

当時の東京高等師範学校の校舎は現存していない

東京文理科大学附置時代の東京高等師範学校

この写真は四三が通っていた時期から何十年か後の東京高等師範学校ですが、四三が通っていた当時の校舎は残念ながら現存していません。

東京高等師範学校自体、戦後に東京教育大学→筑波大学へと名前を変えています。

校舎が現存していないので当然ロケ地は別の場所です。ではそれはどこなのかというと、京都にある龍谷大学の大宮学舎です。

映像作品のロケ地として有名な大宮学舎

引用元:龍谷大学公式ホームページ

四三が毎日のように走り抜けているあの立派な建物は、龍谷大学の大宮学舎。文学部が使うという大宮キャンパスの本館は重要文化財に指定されており、平成9年には大改修が行われました。

明治12年に竣工された本館、正門、北黌(コウ)、南黌、旧守衛所などの建物はすべて重要文化財であり、それらをほぼ当時のままに残しています。

大学施設は歴史的建造物をそのまま残しているところも多く、映画やドラマのロケ地になる機会も多いですよね。この大宮学舎も人気のロケ地で、「いだてん」ほか、映画では「るろうに剣心」「柘榴坂の仇討ち」「舞子Haaaan!!!」など、ドラマでは同じNHK近代ドラマの「坂の上の雲」や、「京都地検の女」シリーズなどサスペンスものでよく使われています。

一方、浅草十二階など替えがきかないシンボルはCGで作られているようですね。

いだてん~東京オリムピック噺~

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