矢沢永吉、魂の叫び「人生に勝て!」語録 (2/3ページ)
何か気持ちをもって歌ってる男に、会いに行くものなんだ〉「今回の出禁騒動で、この言葉を思い出したね。永ちゃんは、小さな箱でも全力を出し切ろうとする人。それを観る側も、問われてるんだ。若い頃は徒党を組んで騒ぎたくなるのも仕方ないけど、それじゃ、永ちゃんの魂が響いてこない。やっぱり、本気で聴かないとね」(56・自営業)
〈だれもみんな、そいつそいつで、生きている場所での、主人公なんだ〉〈てめぇの人生なんだから。てめぇで走れ〉
■『アー・ユー・ハッピー?』は人生の教科書
2004年に出版された著書『アー・ユー・ハッピー?』は、人生の教科書とも言うべきもので、ファンの間では『成りあがり』と同様、“バイブル”になっている。人生に対する矢沢の“攻めの姿勢”は凄まじく、〈人生は自ら切り拓くもの〉〈そんなこと言っているばあいじゃない、勝て、だ〉と、強烈な檄を飛ばす。「年を取れば取るほど、人のせいにしたくなる。会社でウダツが上がらないのは、上司が嫌な奴だからだとか。でも、永ちゃんは違う。あの人は、本当に戦って勝ち続けてきた人だから」(51・食品メーカー勤務)
かと思えば、がむしゃらに戦うだけではダメだと言うのが、矢沢の懐の深さ。〈人は一瞬のハッピーがあったら、また走れる〉「沁みる言葉だよね。この年になるとさ、毎日同じことの繰り返しでウンザリすることが多い。永ちゃんもライブとレコーディングに明け暮れて、“オレには音楽しかないのか?”って悩んでいた時期があったみたいでさ。でも、08年に活動を1年間休止して、“自分には音楽があった”と思えるようになったと。オレにとって一瞬のハッピーは、永ちゃんのライブに行くことだけどね(笑)」(55・建設業)
次の言葉も味わい深い。〈人生というのは、失うものを増やしていくゲームなんだ〉「永ちゃんは成功をつかんだように見えるけど、その分、家庭生活が失われたり、部下に裏切られて35億円の借金を背負わされたり、辛酸を舐めてるんです。