欧州&豪州“5G覇権”の『ファーウェイ』駆逐はもう不可能? (2/2ページ)

週刊実話



 それでは欧州生まれのエリクソンやノキアはどうか。2社は技術的には問題ないが、中国企業との戦いではすでに完敗している。なぜならば、中国企業は国家の補助金を受けており、価格競争で欧州勢は太刀打ちできない。

 一方、米英豪加NZという「アングロサクソン連合」の一角、オーストラリアはファーウェイに完全に篭絡されている。豪政府高官3人を「取締役」に雇用し、高給を支払って事実上の代理人を務めさせ、オーストラリア市場の拡大に協力させてきたのだ。

 「孟晩舟CFOも05年10月から11年8月まで『ファーウェイ豪』の取締役を務めており、中国と豪の間を行き来していました」(国際ジャーナリスト)

 欧州や豪州のファーウェイ駆逐は、もはや手遅れだ。
「欧州&豪州“5G覇権”の『ファーウェイ』駆逐はもう不可能?」のページです。デイリーニュースオンラインは、社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る