池江璃花子への宇野昌磨のコメントが「よく言った!」と絶賛されるワケ (2/2ページ)
2016年の4月から急性リンパ性白血病を患っていたアルビレックス新潟のDF早川史哉は「まずは、池江選手の病状がはっきりしていない現段階では、軽率な発言や憶測で判断し、メディアを通してお話するべきではないと思い、クラブを通じてコメントさせていただきます」と語り、続けて「今、SNSで『早川選手が2年、3年で復帰したから大丈夫』という話を目にしますが、それぞれの病気ですし、病気によってもそれぞれの段階があると思います。誰かと比較せずに池江選手のペースでしっかりと病気と向き合って進んでほしいのが一番の願いです」と池江を慮る発言をした。
また、1989年に急性骨髄性白血病と診断された俳優の渡辺謙は「池江璃花子さんのニュースを目にしました。僕も同じ病気を経験しました。なぜ今自分がと絶望感に苛まれているのではないかと思います。どんな状況かは分かりませんが、今の医学を信じ、自分の生命力を信じ、前を向いて焦らずにしっかり治療に専念して下さい。祈っています」とコメントしている。
「著名人はマスコミからコメントを求められるため、ついその場で思いついたことをしゃべってしまいがちですが、よく言葉を吟味しないと炎上のもとになってしまいます。フィギュアスケートの宇野昌磨は『やはり自分が一番つらいことなので、僕がそんな無知な状態で発言できるほど何も知らないし、僕はその(発言する)権利はないと思います』ときっぱりと言い切り、ネット上では『よく言った!』と称賛されました。見習ってほしいですね」(スポーツ誌記者)
多くの人が池江のことを心配しているのは確かだが、白血病の経験者や当事者しか分からないこともある。安易な発言はかえって本人を傷つけることがあるということを肝に銘じるべきだろう。