長寿喚起ワイド「老化現象ロードマップ」(5)<対策>1日1回は腹を抱えて大笑いをしろ (2/2ページ)

アサ芸プラス

英国の大学の研究グループは老化した細胞で不活性化している遺伝子があることに注目し、老化したその遺伝子を再び活性化させる物質を見つけたというのです」

 レスベラトロール類似体という化学物質で、赤ブドウ、赤ワイン、ダークチョコレートなどに含まれている。これを与えると、数時間のうちに活性化し、老化細胞は若い細胞のように分裂を始めたという。

 いったい、将来は不老社会が訪れるのだろうか。帯津院長は言う。

「最近はね、人生の幸せは後半にあり。老化を大いに楽しみたいと思うようになりました」

 年を重ねて幸せを見つける。含蓄のある言葉である。

■老化サイン10

耳:軟骨が薄くなり皮膚を支える力が弱まって垂れるため、大きくなったと感じる

鼻:耳とつながっているため、耳が下がると鼻も下に引っ張られて大きくなる

髪の毛:30代から新陳代謝が落ち、毛母細胞に十分な血液と栄養が行き渡らなくなる

鼻毛:髪の毛が薄くなる一方で、ホルモンの影響で鼻毛は伸びる

目:60歳を境に涙腺は細くなっていくため、涙が涙腺からあふれてしまう

歯:歯肉の弾力性が低下し、歯周ポケットが深くなるため、歯が長く見える

眉毛:毛周期の乱れにより、年齢を重ねると、男性だけ眉毛が長く伸びる

肝臓:アルコールを分解するスピードが遅くなり、体内の水分量が低下するため酔いやすくなる

イボ:年々少しずつ大きくなり、数も増えてくるため、早めの処置が必要

声:筋肉が衰えると声帯も弱くなり、女性の声は低く、男性の声は高くなる

「長寿喚起ワイド「老化現象ロードマップ」(5)<対策>1日1回は腹を抱えて大笑いをしろ」のページです。デイリーニュースオンラインは、帯津良一週刊アサヒ芸能 2019年 2/14号永山久夫免疫力老化社会などの最新ニュースを毎日配信しています。
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