天才テリー伊藤対談「ガレッジセール・ゴリ(照屋年之)」(4)監督第1作の現場は最悪だったの!? (2/2ページ)

アサ芸プラス

テリー ちなみに、ゴリさんは学生時代は、どんな映画を見て映画監督を目指したの。

ゴリ それが、S・スピルバーグ監督の「インディ・ジョーンズ」シリーズや「バック・トゥ・ザ・フューチャー」みたいな、単純に楽しめる映画ばっかりなんですよ。

テリー じゃあ、今後はそういう作品も手がけたい?

ゴリ さすがにあれほどの規模のものは無理ですし、いざ自分で撮ると考えるとちょっと違ってくるというか。僕、弱者のドラマが好きなんです。自信が持てなかった幼い頃は映画やドラマに勇気をもらったので、自分もそういう人に向けて「明日も、また一歩進んで生きてみようか」と思ってもらえる作品を届けられたらな、と思います。

テリー 今回の「洗骨」はまさにそういう映画だよ。

ゴリ ありがとうございます。この映画が、家族に会いに行ったり、自分の家族というものをゆっくり考えられるいい機会になったなら、うれしいですね。

テリー ゴリさんのお父さんはご健在なんでしょう。映画は見てもらえたの。

ゴリ はい。試写会の帰りの車の中で「お父さんも、死んだら洗骨してほしいな」って言ってくれたんですよ。そしたら運転していた兄貴が親父の顔を見て、「面倒くさいから燃やす」って。

テリー アハハハハ! いいオチつけるなァ。

ゴリ うちの親父は火葬に決まりました(笑)。

◆テリーからひと言

 ゴリさんがここまで映画に熱い人だったとは。次回作は「恥骨」なんてタイトルでどう?(笑)。コメディの長編も見てみたいね。

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