嵐、活動休止宣言による「聖地巡礼」がもたらす莫大な経済効果

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嵐、活動休止宣言による「聖地巡礼」がもたらす莫大な経済効果

 2020年に活動を休止する人気グループの「嵐」が、2月6日から藤島ジュリー景子副社長と共にアメリカ・ロサンゼルス5泊7日の“ねぎらい旅行”に出ていたことが、2月15日の「文春オンライン」によって明らかになった。それによると非公式の研修で、行きの飛行機は貸し切り状態のファーストクラス。現地の5つ星ホテルに宿泊して、航空券だけでも1000万以上と豪勢な旅だったようだ。

「ロサンゼルスは、ジャニー喜多川社長とメリー喜多川副社長が幼少期を過ごした、いわばジャニーズの聖地。嵐のメンバーもデビュー間もないころに撮影でサンタモニカを訪れたこともあり、メンバーにとってのゆかりの地も巡ったそうです」(写真誌カメラマン)

 嵐がロサンゼルスの旅に出ていた頃、日本国内でも嵐ファンによる“聖地巡礼”が過熱気味だったという。

「ファンの間では、それぞれメンバーの名前がついた神社が“聖地”として崇められています。例えば、福井県の相葉神社、兵庫県の二宮神社など。その神社を参拝し、お守りなどを購入しているようです」(女性誌記者)

 他にも、京都の松本神社、大阪の櫻井神社など西日本を中心に彼らの名前がついた“聖地”の神社がいくつかある。

「滋賀県粟東市にある『大野神社』では“休止宣言”直後の休日にファンが殺到し、数万人もの参拝者が訪問。御朱印は、40分待ちの行列を作ったとか。境内にはファンによる絵馬がびっしり並び、彼らをねぎらう言葉の他に“復活”を願う言葉も多く記されていたようです」(前出・女性誌記者)

 交通機関は元より、地元経済はさぞかし恩恵にあずかっているのではないか。それを裏付けるような出来事が過去にも起こっている。それは、“休止宣言”など予想すらしなかった2015年のこと。

「9月19日から23日にかけて宮城でコンサートを行った際、会場の宮城スタジアムを中心に嵐旋風が巻き起こり、タクシーはもちろん周辺の宿泊機関は大フィーバーとなりました。冠番組『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)で紹介した現地の牛タン店にもファンが殺到。他にも、仙台城跡の伊達政宗像の前で相葉や櫻井が飲んだというシェイクを手にして記念写真を撮るファンもおり、村井嘉浩宮城県知事によると、経済効果はなんと93億円にものぼったそうです」(スポーツ紙記者)

 活動休止まであと2年。嵐が“聖地”にもたらす経済効果は、まだ計り知れない。

(窪田史朗)

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