江戸の戯作者・滝沢馬琴がブチギレ!滝沢家のトイレの肥え汲み事件とは? (2/2ページ)

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「そんな理屈に合わぬナスは受け取れぬ!全て持って帰りたまえ!!」・・・

ちなみに今までの肥え汲み百姓にはいつもお礼に昼飯を食べさせていたのですが、「今回の百姓には昼飯は食わせなくていい」と息子の嫁にしっかり言いつけたんだとか。さすが馬琴、細部まで抜け目ない!

事件のその後

この肥え汲み事件から季節が巡って冬になり、馬琴の日記の11月の項には「下そうぢ伊左衛門、定(さだめ)のごとく干し大根三百本、昼前持参、修之(これをおさむ)。」とあります。7月に伊左衛門の代理で来た百姓はもう滝沢家はこりごりだったのでしょう、滝沢家の肥え汲みには、元の伊左衛門という百姓が来るようになったのです。これにて一件落着、めでたしめでたし。

参考文献:永井義男「江戸の糞尿学」作品社

曲亭馬琴(または 滝沢馬琴)

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