ボートレースアンバサダー植木通彦「モーター整備の重要性は?」 (2/2ページ)

日刊大衆

最近の3節間の成績も含めて、やはりこれらの数字も大切ですよね。ただ、モーターは抽選で割り振られるわけですが、自分に合うか合わないかというのがあります。A選手が乗って良くても、B選手が乗ったらイマイチだったりします。そのため、モーターの仕上がり具合や選手にしっくりきているかどうかは、前検(前日検査)のタイム、それからレース本番直前の展示航走タイムも参考になりますね」

――ちなみにたとえば、先日行われたボートレース鳴門G1の開催4日目第8R。菅章哉選手のモーター19号機の2連対率は31.58%とあまり良い数字ではなかった。しかし、前検は6.77という4番目のタイム、展示タイムは6.89の1番時計だった。するとレース本番では、うまく差し切って勝利し、324=176.7倍! 私は下記の通り、万舟券をいただいてガッツポーズであった。

■グランプリやクイーンズクライマックス出場選手に注目!

 また、モーター整備が上手なレーサーに注目したい場合、オススメのレーサーはいるのだろうか?

植木「毎年、SG(スペシャルグレード)グランプリに出ているような選手はモーター整備もうまいと思います。女子なら、プレミアムG1クイーンズクライマックスの出場者ですね」

――確かに、予想に迷ったら、グランプリやクイーンズクライマックス出場者に焦点を当てれば分かりやすい。

 植木氏の言葉にはやはり、説得力がある。私も含め、ボートレース初心者もベテランも、植木氏に教わったことを胸にボートレースを観戦すれば、より面白く楽めるだろう。

うえき・みちひこ 1968年生まれ、福岡県出身。ボートレースの世界で、“艇王”と謳われたレジェンド。公営競技史上初の年間獲得賞金2億円を手にし、生涯獲得賞金22億円を突破するなど活躍。引退後は“ボートレーサー養成所(旧やまと学校)”所長として後進の育成にあたった後、要職を経てボートレースアンバサダーに就任。

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