多くの芸能サイトで「ブレークしきれない女優」などと残念がられる傾向にある中条あやみ。思えば、彼女ほど男性誌に載らない女優も珍しい。

「事務所の戦略もあって女性人気をターゲットにしているのでしょうが、あまりに男性誌に取り上げられないのも損。例えば一時期、石原さとみがセクシーさを売り物に、男性誌でも女性誌でも引っ張りだこだった。中条にはそうした話が聞こえてこない。人気の半分を捨てているようなものです」（アイドルライター）

中条は新車や携帯電話メーカーのCMなどで、1日に何度となく見掛ける。にもかかわらず、取り上げる男性誌は皆無と言っていい状態だ。

「抜群の美女なのに、どの男性誌も積極的には取り上げない。単純な話、性的な魅力が乏しいからです。女性誌なら美人、スタイルがいい、オシャレ……などで済むでしょうが、男性誌では艶っぽくないとウケない。彼女を載せる理由がないと判断されるわけです」（同・ライター）

中条は父親がイギリス人、母親が日本人のハーフ。情報にバラつきがあるが、身長は170センチ前後。バスト80センチのBカップで、スラッとしたスタイルが売り物だ。

「顔が小さく、黒髪で黒い瞳。目がパッチリしていて、鼻も日本人的な高さ。日英のいいとこ取りなのですが、“きれい”で終わりという感じ。強烈にアピールするものがないんです」（同）

現在、テレビのレギュラーは日本テレビのトーク番組『アナザースカイ』のみ。来る4月からは同局のドラマ『白衣の戦士』に水川あさみとのダブル主演が決まっている。

「正直、トークは全然ダメ。現在公開中の主演映画『雪の華』も不入り。昨年末公開の映画の『ニセコイ』も失敗でした。その彼女が4月からドラマに主演するからといって、記事にしたスポーツ紙などほとんどない状況です。彼女では話題にする“タネ”がない」（スポーツ紙記者）

中条は、かつてファッション誌を中心に活動。ビキニ姿も披露していた。

「今のままではダメと本人も分かっている。男性ファン獲得のため、もっと露出を上げ、男性誌でもセクシーショットを見せる方向のようです。セクシー写真集の出版も考えているそうですから、どこまで見せるか注目です」（同・記者）

好きで「ブレークしない女優」を続けているわけでもあるまい。“英断”を期待したいものだ。