「髭」「鬚」「髯」…どれもヒゲ。3つも漢字がある理由はヒゲの生える場所で使い分けるから (2/2ページ)

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関羽の髯(黄色部分)。勝川春亭・江戸時代

髯と言えば、中国大陸における四大伝奇の一つ『三国志演義』で活躍した名将・関羽が「美髯公(びぜんこう)」として有名ですが、立派なひげの中でも殊更に髯(ほおひげ)がすぐれていたためそう呼ばれました。

まとめ

日本語ではこれらをまとめて「ひげ」と呼ぶことが多いですが、他の言語には口・顎・頬それぞれのひげを表わす言葉はあっても、日本語の「ひげ」に該当する言葉(総称)はないそうです。

諸外国ではひげに対するこだわりが強いのか、手っ取り早く「ひげ」と十把ひとからげに呼ぶなんてとんでもない!と(もしかしたら)思っているのかも知れません。

「ひげ税(文明開化に伴うひげ規制)」の諷刺画。18世紀・帝政ロシア

日本では江戸時代以降、あまりひげは一般的ではなくなりましたが、今でも男性らしさの象徴として、彼らの表情を魅力的に彩り続けています。

「髭」「鬚」「髯」……もし文章で書く機会があったら、ちょっと意識して使い分けてみるのも楽しいものです。

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