小川彩佳、加藤綾子、椿原慶子「34歳」報道キャスター “一人ぼっちの闘い”

日刊大衆

写真左から加藤綾子アナ、小川彩佳アナ、椿原慶子アナ
写真左から加藤綾子アナ、小川彩佳アナ、椿原慶子アナ

 2019年に入り、“局アナ”の独立ラッシュが続いている。

 吉田明世アナ(30)は1月末でTBSを退社。テレビ朝日の宇賀なつみアナ(32)は、3月いっぱいでの退社を発表した。TBSの宇垣美里アナ(27)も3月いっぱいで退社し、フリー転身後は大手芸能事務所オスカーに所属することになる。さらに、テレビ朝日の小川彩佳アナ(34)は、1歳年上の一般男性との結婚を2月8日に発表、こちらも3月末で同局を退社し、フリーとして活動するという。

 小川アナはフリー転身後、TBS夜の看板ニュース番組『NEWS23』のメインキャスターに内定しているというのは、当サイトでも以前取り上げたが、2月28日発売の『週刊文春』(文藝春秋)でも詳細に報じている。

 同誌の記事では、昨年9月まで7年半にわたって担当していたテレビ朝日の看板ニュース番組『報道ステーション』のアナウンサーが、退社半年たたずして、ほぼ同時間帯のライバル番組へ移籍するのは極めて異例とのことで、報道で『NEWS23』移籍を知ったテレビ朝日の早河洋会長や篠塚浩報道局長ら、関係者は「テレ朝を足蹴にした」と激怒しており、テレ朝はしばらく小川アナを起用することはないと伝えている。

『文春』と同日発売の『女性セブン』(小学館)も、この異例の移籍を報じており、局アナは円満退社の場合、1年ほどは在籍していたテレビ局を中心に仕事をするのが“暗黙のルール”で、カトパンこと加藤綾子(33)もフジテレビ退社後の1年間はフジ以外の仕事は受けていなかったという。

■小川アナはTBSでも孤立する!?

「小川アナは退社後すぐに『NEWS23』に移籍ですから、円満退社ではないのは間違いない。昨年10月には『報ステ』を降板させられ、『AbemaPrime』(AbemaTV)に出演していますが、同番組では高校生時代の写真を出されたり、天使などのコスプレをさせられることに対して、『報ステ』時代の知人に不満を語っていたといいます。ジャーナリズム志向の強い小川アナですから、AbemaTVでのそうした扱いや『報ステ』への復帰が見込めないため、批判覚悟で『NEWS23』への移籍を決断したのではないでしょうか。小川アナMCの新体制の『News23』は、6月からになるようです」(芸能記者)

『文春』では、小川アナを迎え入れるTBS側も大荒れの様相だと伝えており、他局のアナウンサーを引き抜いてまで『NEWS23』に起用したことに対して、TBSの若手女子アナは「私たちに番組を任せられないのか!?」と不満を爆発させているという。

「新天地のTBSでも、小川アナはしばらく孤立するかもしれませんね」(前出の芸能記者)

 小川アナと同じく、今年34歳を迎える同世代の女子アナたちも“一人ぼっちの闘い”が強いられるかもしれない。

 フジテレビで、平日月曜から木曜の夜11時40分より放送されているニュース番組『FNNプライムニュースα(アルファ)』でキャスターを務めるフジアナウンサーの椿原慶子アナ(33)がフリー転身に向けて動き出しているという。

「『FNNプライムニュースα』がリニューアルに伴って3月いっぱいでの打ち切りが決まり、椿原アナはわずか1年での降板となります。以前から局に“硬派な報道番組をやりたい”とかけ合っていた椿原アナにとっては、念願の報道番組だっただけに思い入れも強かったと思います。ところが、同番組終了後に始まる報道番組『Live News α(アルファ)』のメインキャスターは、ミタパンこと三田友梨佳アナ(31)に決まったんです。情報番組やバラエティ中心にやってきた三田アナに報道キャスターの座を奪われたことで、椿原アナはフジテレビを見限ったと言われています。すでに辞表を叩きつけたという話や、新天地を求めて動き出しているという噂も聞こえてきます」(女子アナウォッチャー)

 椿原アナは裁判を傍聴したり、取材能力も高く、報道キャスターとして引く手あまたと思われるが、しばらくは再就職先探しに奔走することになるのかもしれない。

■カトパンは帯番組の過密スケジュールに耐えられるのか…

 椿原アナと同じく2008年にフジテレビに入社し、現在はフリーで活躍する加藤綾子(33)は、4月1日からスタートするフジテレビ夕方帯のニュース番組『Live News it!』でMCを務めることが明らかになっている。

 古巣での帯ニュース番組ということで、カトパンも気合十分かと思いきや、2月28日発売の『週刊新潮』(新潮社)には、加藤本人は“本意ではない”という記事が掲載されている。

 2月22日に行われたフジテレビの定例会見で、宮内正喜社長が「抜群の知名度に加え、スタジオでの存在感、アナウンス能力も申し分ない」と加藤を絶賛。フジテレビの期待を一身に背負う加藤だが、局内では「情報、バラエティ中心にやってきた彼女に報道なんて無理」といった声も上がっているという。

 また、加藤が3年前にフジを退社したのは過密スケジュールに耐え切れなくなったことが大きな要因で、過去には本人が「帯番組はもう無理」と話していたという。

「カトパンの体調面もとても心配ですが、それ以上に懸念されるのが、新番組の内部が揉めていること。あまりにも急なリニューアルに納得していないスタッフが多いそうで、モチベーションが極めて低いそうです。いくらカトパンがやる気満々で乗り込んでも、ニュースを取材し、VTRを制作、編集するのはスタッフ。このままだといい番組作りは見込めないという声も聞こえてきます」(前出の女子アナウオッチャー)

 加藤が担当するのは、現在平日の夕方に放送中の『プライムニュース イブニング』の後継番組。本来、全国ネットの報道番組を刷新するには、系列局の協力が不可欠なため、時間をかけて根回しをする必要があるという。しかし、今回はフジ側が押し切るかたちで、1月末にリニューアルを決定し4月スタートという無理を通したため、FNN系列の地方局はフジに対して抗議文を準備中だとも伝わってくる。

「新番組のスタッフの件、地方局の反乱、カトパンにはまったく非はありませんが、彼女も苦しい立場に立たされそうです」(前同)

 小川彩佳アナ、椿原慶子アナ、加藤綾子と、奇しくも同じ1985年生まれ、今年34歳を迎える女子アナ3人が直面しようとしている“一人ぼっちの闘い”。彼女たちはどう乗り切るのだろうか。じっくりと見守りたい。

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