ビートたけしの名言集「『ビートたけし年表』はエピソードの宝庫」 (1/2ページ)
前回からの続きになりますので、あらすじを少々──。
少し前、誰が何年にビートたけしのもとへ弟子入りしたかを明記した「たけし軍団年表」を作ってくれと、殿から頼まれたわたくしが、とりあえずベースとなるシンプルな軍団年表を作成して届けると、
「おい、ちょっと俺の年表も作ってくれ」
と頼まれたのでした。
で、早々に「ビートたけし年表」作成に着手したのですが、これがやはり大変難儀な作業だと改めてわかったのです。まず、殿の場合、芸人になる前の少年時代だけでも、山ほどの爆笑エピソードがあり、そこから大学生時代、大学を辞めて浅草へたどり着く前の新宿放浪時代等々、とにかくエピソードの宝庫なのです。例えば新宿放浪時代では、
「俺が住んでた風呂なしアパートの隣の部屋によ、旦那を亡くした未亡人が住んでたんだけど“あの人は旦那を亡くして、寂しくて男に飢えてるに違いない。だから若い男の体を見たら、きっとむしゃぶりついてくるぞ”なんて思ってよ、アパートのドアをわざと開けて、ポコチン出して素っ裸で寝てアピールしてたら、『変態がいる』って通報されて、警察呼ばれたんだから」
と。とにかく、改めて殿の人生を振り返ってみると、〈もうこの人は、芸人になるために生まれてきた人で間違いない!〉と、強く強く思えて仕方ありません。
で、たけし信者のバイブルである名著「浅草キッド」と「漫才病棟」で描かれる、“たけし芸人修行時代編”の爆笑必至な体験談と「オイラはかつて、こんなヤツを見た」等のエピソードの多さは尋常でなく〈売れる前に、すでにこれほどまでネタがあるのか!〉と改めて驚愕いたします。
例えば、浅草で殿が見たと言い張る、ある意味“ビートたけしの浅草アベンジャーズ”な面々の名前の一部を記すと、「浅草のアトム」「ターザン」「乞○のきよし」「銀幕破りのせいちゃん」「オペラのじゅうぞう」「ルーティン男」「シャチハタネームのヤクザ」等々、名前を聞いて想像するだけでもワクワクする面々のオンパレードなのです。
で、こういった面々に加え、最近もまた「そういえば、こんなヤツもいたよ」と、殿はアップデートしていくからたまりません。