玉鷲「趣味はスイーツ作りや手芸」女子力が高い“遅咲き力士”が連続優勝を狙う! (2/5ページ)

日刊大衆

こうして迎えた千秋楽の遠藤戦、自分が負けて3敗になって、結びの一番で貴景勝が勝てば、優勝決定戦にもなる展開だった。でも、意外に焦りはなくて、“よ〜し、ここでやってやるぞ!”って燃えたね。燃える理由は、実はもう一つあったんだけどね(笑)」

 遠藤戦、玉鷲は冷静に相手を見ていた。遠藤の低い体勢を見逃さず、わずか2秒で突き落としの勝利。その瞬間、34歳での初優勝が決まった。

「(優勝が)決まった瞬間は、本当は体全体で表現したかったんだけど、結びの一番まで2番あったから、天井までいっちゃうくらいのうれしい気持ちを抑えていたんです。抑えていた分、“最高です!”という言葉が出ちゃったのかもしれないですね(笑)」

 玉鷲は、こう振り返る。そして、インタビューではサプライズが披露された。玉鷲いわく「もう一つの燃える理由」は、奇しくもこの日の朝、次男が誕生したことだった。

「生まれたのは、午前4時くらい。千秋楽のこの日が予定日といわれていたから、気が気じゃなくて……。だから深夜2時頃、病院に行ったんだけど、奥さんから“私は大丈夫だから、相撲に集中して”と言われて、いったんは自宅に帰ったんです。でも、それからしばらくして“男の子が生まれた”という知らせが入ったから、6時にもう一度、病院に行った。それで、ほんのちょっとだけ奥さんと次男と会って、朝稽古のため部屋に戻ったんです」

 次男の誕生は、玉鷲の初優勝の夢をより強くした。初優勝と子どもの誕生が重なったという力士は、もちろん史上初である。

■将来の夢はホテルマンだったが

 玉鷲一朗。1984年11月にモンゴル・ウランバートルで生まれたムンフオリギル少年の将来の夢は、ホテルマン。高校を卒業した後は、実際、ホテルの専門学校に通っていた。その頃、東大大学院に留学中だった姉を頼って日本に遊びに来た玉鷲は、相撲の街・両国へ。

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