玉鷲「趣味はスイーツ作りや手芸」女子力が高い“遅咲き力士”が連続優勝を狙う! (4/5ページ)

日刊大衆

5月の夏場所は技能審査場所となるなど、角界も玉鷲も迷走し続けた。

 玉鷲がようやく幕内に定着したのは、6度目の入幕を果たした13年の名古屋場所以降。新入幕から5年の歳月が流れていた。

「幕内に上がったり、十両に下がったりを繰り返していた頃、師匠から言われて心に響いたのが“人に見せる相撲を取らないと”という言葉でした。NHKの大相撲中継で放送されるのは、幕内の取組からですからね」

■クッキーやケーキを作るのが大好き

 さて、この玉鷲には意外な趣味がある。自分でクッキーやケーキなどのスイーツを作ることが大好きなのに加えて、小物や人形、クッションなどの手芸もお手の物なのだ。

「女子力が高い? ハイ、そう言われます(笑)。スイーツを作ったり、手芸に没頭するのが、自分なりの気分転換なんでしょうね。(春場所が行われている)大阪には、阿倍野に、よく行くクラフトショップがあるんです。そこで、手芸の材料を大量に買って、自分や奥さんの顔をモチーフにした人形を作るんです。“100均”にも行きますよ。一度に3000円分くらい材料を買うと、それだけで(気分が)上がりますね(笑)」

 と乙女モード全開。さらに、ハートのモチーフが好きで、イラストでハートを表現するほか、ハート模様がついているグッズは、つい手に入れてしまうという。「人間は“愛”が大事」というのが、玉鷲のモットーなのだ。

 また、34歳という年齢とは思えない、若々しい肉体も魅力だ。初土俵から一度も休場せず、1151回連続出場という現役最多記録を誇る“鉄人”。「相撲は基礎が重要」との考えのもと、四股、すり足などの基礎運動を大切にし、毎日長い時間を割いている。

「若さの秘訣は、いろんな人の話をよく聞くことですかね。自分より年下の、若い人の話も素直に聞きます。40過ぎても、相撲取りたいね」

 加えて、力士に重要なのが「食」。健康のために、糖質制限をする力士も少なくない昨今、玉鷲は自由に食を楽しんでいる。

「スイーツ、甘いものも大好きだし、なんでも食べてるよ(笑)。

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