オーストラリア・シドニーのビジネス街に残る1890年代の建物を利用したショッピングアーケード「ストランド・アーケード(The Strand Arcade)」 (2/3ページ)

GOTRIP!

1892年(明治25年)にこのアーケードがオープンした時には、最新のショッピングセンターと言われ、イギリスの植民地時代の当時は「オーストラリア植民地において素晴らしい公共通り」と呼ばれました。

実はこのアーケードは、オーストラリアの歴史的にも、シドニー・アーケード(1881年(明治14年))、ロイヤル・アーケード(1882年(明治15年))、ビクトリア・アーケード(1887年から1888年(明治20年から21年))、インペリアル・アーケード(1891年(明治24年))に次いで5番目に造られたビクトリア朝時代の最後のアーケードで、今では唯一現存しているアーケードです。

2度の陥没、2回の世界大戦、2回の大規模火災を生き残った、オーストラリアの現存する最古のアーケードとして、今やオープンから127年目(2019年現在)を迎えた建物として、多くの人々から愛されています。

現在「ストランド・アーケード」は、ファーストクラスのショッピング・アーケードとして知られていて、高級ブランド店や老舗がテナントに入っています。

もしオーストラリアのシドニーを訪れる機会があったら、100年以上つづく、ビクトリア朝のアーケードを訪れてみてはいかがでしょう。

きっとアーケード全体が持つ雰囲気は、かつてのオーストラリアと現在のオーストラリアとを繋ぐ、まさにタイムトンネルのような場所に違いありません。

「オーストラリア・シドニーのビジネス街に残る1890年代の建物を利用したショッピングアーケード「ストランド・アーケード(The Strand Arcade)」」のページです。デイリーニュースオンラインは、ビクトリアストランドアーケードシドニーオーストラリアカルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る