３月９日放送の『芸能人が本気で考えた！ドッキリＧＰ　ＳＰ』に、ＤＡ　ＰＵＭＰが出演、メンバーで一番の“ビビリ”である、ラップ担当のＫＩＭＩ（３５）に、他のメンバーがドッキリを仕掛けた。

　ＫＩＭＩは、以前も同番組で、乗ったタクシーの運転手が「のっぺらぼう」という“恐怖ドッキリ”にかけられたのだが、そのときのリアクションが秀逸だったため、今回の番組では、ＩＳＳＡ（４０）が「ＫＩＭＩを、次のドッキリスターにしないか」と提案。ＫＩＭＩ以外のメンバーで会議をし、考えられたのが「心霊現象ドッキリ　学校の七不思議」。廃校を舞台に、偽の心霊ロケを決行することになった。

　ロケには、仕掛け人としてメンバーのＹＯＲＩ（３９）が同行。ロケ地の廃校を目にしただけで、「俺、無理かも……」とビビリまくるＫＩＭＩ。廃校内に入ると、まだ何も仕掛けられていないのに、「ムリムリムリムリ!!」と叫びながらＹＯＲＩに抱きつき、ＫＩＭＩは一人で歩くこともできないぐらい怖がっていた。

　そして“ヌルヌルのドアノブ”や“突然大きい音を立てる”などのドッキリを仕掛けられ、自分にしか聞こえない「助けて」という“女生徒の声”を聞かされたＫＩＭＩは、ついにさめざめと泣き出してしまう。

　ここで、女生徒の声でＤＡ　ＰＵＭＰの『Ｕ.Ｓ.Ａ.』を流すというドッキリが仕掛けられると、普通の人なら笑ってしまいそうだが、ＫＩＭＩはまったく疑うことなく「カモンベイビーアメリカだって……」と、ＹＯＲＩに泣きながら訴え、スタジオでＶＴＲを見ていたメンバーたちを大爆笑させた。

　その後も数々のドッキリが仕掛けられ、最後にネタばらしされると、ＫＩＭＩは「もう帰りましょうよ……」と、ぐったりしつつもホッとした表情を浮かべていた。

　しかし、実はこれでドッキリは終わりではなく、帰ろうと乗ったロケバスの運転手が「のっぺらぼう」というドッキリをＩＳＳＡが考えていた。

　すっかりリラックスして帰路についたＫＩＭＩだったが、振り返った運転手ののっぺらぼうな顔を見て、驚きのあまり飲んでいた水を車内にぶちまけるというリアクションを見せ、ドッキリは大成功を収めた。

　このドッキリを見ていた視聴者からは「心霊現象ドッキリの、ＤＡ　ＰＵＭＰのＫＩＭＩって人めっちゃかわいい」「キミちゃんほんとおもしろい。好き」「恐怖が限界を超えると人って冷静になるんだね」「驚き方のバリエーションあり過ぎて。いきなり冷静になるの笑う」「ドッキリ界のスター。余韻がすごい」「シリーズ化希望」と、大絶賛だった。

　ドッキリスターの才能開眼!?