フルーク・ネットワークス、新たなハイパワーPoE規格に対応する、現場作業者向けケーブル検査用テスター 「MicroScanner®PoE」を提供開始。 (2/4ページ)

バリュープレス



フルーク・ネットワークスでは、初年度における「MicroScanner PoEビューアー」の売り上げ目標として 1,000台をめざしております。


※1)PoE(Power over Ethernet): LANケーブル経由で接続した機器に電源が供給できる機能。通信と電源供給がケーブル1本で行なえるので、無線LANアクセスポイントやIP電話を設置することができる。2018年9月に、IEEE 委員会に承認された新しいハイパワーPoE 規格(IEEE 802.3bt)が批准され、最大 90W の給電や最大 71W の受電を可能にし、ネットワーク接続型のLED照明などのアプリケーションに理想的なものとなっている。


■PoE配線システムの迅速なトラブルシューティングを実現


「PoE」は、大幅なコスト・ダウン、効率向上、および設置の柔軟性の利点により、カメラ、アクセスポイント、ディスプレイ、照明器具などの受電装置とそれらをサポートするスイッチにおいて、その急速な普及は目覚ましいものがあります。 しかし、残念なことに、「PoE」という用語はどの規格でも定義されておらず、さまざまな規格化がなされており、その中には厳密な規格化がなされないまま、実装されているものも存在します。 さらに、複数の規格、複数の電力レベル、「PoE +」、「PoE ++」などの標準化されていないさまざまな名前、およびその他の識別名称が使用されています。 その結果、どのデバイスが連携して機能するのかを専門家でさえも知ることは困難となっているのが現状です。

このような状況の中、イーサネット・アライアンスはこの混乱を終わらせるために認証プログラムを開始しました。PoE電力のレベルと要件は、供給または要求される電力量(すなわち「クラス」)を示す0〜8の数字で示されます。技術者にとって必要なことは、給電装置のクラス番号が受電装置のクラス以上であることを単に確認するだけです。 「MicroScanner PoEビューアー」をPoEスイッチに接続すると、そのPoE試験機能により、そのスイッチが示す最大電力クラスが表示され、スイッチと機器間に適合性があるかどうかを現場技術者は簡単に認識できます。
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