「くまもとメディカルネットワーク」の事業主体である熊本県医師会が熊本地震に関する調査を発表 (2/2ページ)
また、体の不調だけでなく「心の不調が心配になった」と答えた人も60%と多く、震災後はさまざまな面で医療・看護のケアが必要になると言えます。
また最後に、「熊本地震」から3年が経過しようとしている今、あらためて「震災により、医療の重要性を実感しましたか?」と聞くと、75%が「そう思う」と回答しました。震災をはじめとした有事の際にも、各機関がスムーズな連携をおこない、被害に迅速に対応できる医療提供体制が求められています。
震災の経験を糧に、災害医療が進化している熊本県
熊本県では、震災を機に、これまで以上に「災害医療」が進化しています。そのひとつが、医療・看護・介護等の施設をネットワークで結びサービスに活かすシステム「くまもとメディカルネットワーク」の強化です。「くまもとメディカルネットワーク」とは、地域包括ケアシステム実現のために病院・診療所・歯科診療所・介護施設・訪問看護ステーション・薬局などの利用施設をネットワークで結び、患者である参加者の診療・調剤・介護に必要な情報を共有することで、医療・介護サービスに活かすシステムです。
熊本在住の方であれば、加入施設に「同意書」を提出するだけで参加が可能。申し込みの費用も無料です(診療費・調剤費・介護費等の自己負担分は通常と同様)。有事の前に加入することで、災害時でも、事故や救急の時でも、より適切かつスピーディーな処置を受けることが可能になります。「くまもとメディカルネットワーク」では震災以降、加入施設をさらに拡充するなど、より県民の安心につながる取り組みを進めています。
【参考】
※「くまもとメディカルネットワーク」ホームページ
http://kmn.kumamoto.med.or.jp/