相続税が課税される財産とされない財産を解説 (2/2ページ)

心に残る家族葬



■相続税が課税されない財産とは

次に相続税が課税されない財産は何かと言うと、墓地、墓石や仏壇、神棚等の祭祀用具並びに被相続人が生前において、国や都道府県等の公共団体、国立大学等の公的機関に寄付した財産が該当する。但し、祭祀用具において純金製の仏像や仏具、高価な木材を使用した仏壇や神棚、仏画であっても骨董的価値が高い物には課税対象とされる可能性が高い。

更に前述の死亡保険金と死亡退職金における一定の金額についてだが、非課税限度額が制定されている。それは、「500万円 × 法定相続人の数」で算定される金額で、この金額を超える金額に課税される。

■なんとなく覚えておくと便利

以上簡単に解説してみたが、当然細かい規定があり、内容も多岐に渡る。あくまでも概念的に知っておけば、いざという時に役立つと考える。興味を持って貰えば幸甚だが、現在は相続税について詳細を分かり易く解説した書籍も多く出版されているし、インターネット上でも調べることが可能だ。他人事とは思わずに、調べてみるのも一考に値するのではないだろうか。

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