上司に放置されても、悪いのはあなたじゃない 瀧波ユカリの #フレッシャーズサバイバル (2/5ページ)

フレッシャーズ


だってそれも仕事のうちですから。同僚にしても同じことです。後輩に言わせてる場合じゃないだろうよ。

だからあなたが最初にすべきことは、反省を捨てることです。「自分がコミュニケーションを取れてなかったからかも……」という気持ちを利き手で握りしめて、助走をつけて思いっきり遠くに投げましょう。わあ、けっこう飛びましたね〜。

それから、
「悪いのは自分じゃなくて周りだよ! 私悪くない! みんな、ふざけんなよ。気付いたことは言えよ。簡単なことだろ? 真面目にやってくれなきゃこっちが困るんだよ!」

このセリフ、5回くらい声に出して読んでくださいね。最後に机をダーンって叩くのをお忘れなく!

自分がどうしてほしいか教えてあげましょう

いい感じに気が大きくなってきたところで、じゃあどうすればいいかってことを考えていきましょう。

あなたのまわりの人たちはどうやらあんまり優秀じゃないので、このままにしておいても問題が解決することはなさそうです。だから、あなたから「自分がどうしてほしいか」ということを教えてあげる必要があります。それもできるだけ簡潔に。例えば、こんな感じです。

「私はよくミスをしているみたいです。しかも、ミスをしてしまったことに自分ではなかなか気がつくことができません。なので、私のミスを見つけたら教えてください」

どうでしょうか? とてもわかりやすいですよね? 私はこれで、じゅうぶんだと思います。

……でも、世の中には性格の悪い人がいるものです。この言葉にあれが足りないこれが抜けてると、揚げ足を取ってくるかもしれません。

なので、揚げ足防止策としていくつか言葉を追加しましょう。

「恥ずかしいことに、私はよくミスをしているみたいです。大変申し訳ありません。しかも、ミスをしてしまったことに自分ではなかなか気がつくことができません。本当に不甲斐ない思いでいっぱいです。できるだけ気付けるように努力していますが、どうしても自分の力だけでは限界があります。なので、どうかお力を貸していただけないでしょうか。お願いです。私のミスを見つけたら教えてください。

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