山口智子、90年代ドラマヒロイン1位選出でも忘却禁物な21世紀「敗北3作」!

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山口智子、90年代ドラマヒロイン1位選出でも忘却禁物な21世紀「敗北3作」!

「あなたが好きな90年代ドラマヒロインランキング」(株式会社CMサイト)が3月24日、発表された。

 30~60歳代の男女1万978人を対象にインターネットで調査したもの。トップは、山口智子で、女性票が断然多かったという。〈90年代ドラマ最高作品ロンバケの最強ヒロイン〉というコメントに代表されるように、木村拓哉との共演作「ロングバケーション」(フジテレビ系)は、最高視聴率36.7%をマーク。記録のみならず人々の記憶にも強く残っている。ちなみに2位は松嶋菜々子。3位は常盤貴子、4位は深津絵里、5位は内田有紀、6位は和久井映見、7位・石田ゆり子、8位・中山美穂、9位・小泉今日子、10位・桜井幸子。11位以下は、観月ありさ、浅野ゆう子、浅野温子、松たか子、鈴木保奈美と続く。

「90年代当時、山口は“大人カッコイイ”の代表選手で、『ダブル・キッチン』、『スウィート・ホーム』(いずれもTBS系)など人気ドラマに出演しましたが、『ロンバケ』の印象が鮮烈だったためか、それ以上の作品に巡りあえていません。近年出演した作品の視聴率はどれもパッとせず、女優としての評価も低かったですね。2012年の『ゴーイング マイホーム』(フジ系)しかり、15年の『心がポキっとね』(フジ系)しかり、17年の『ハロー張りネズミ』(TBS系)しかり。三顧の礼で迎えられましたが、どれも低空飛行のまま終了。敗因は山口と言われました。というのも、山口は、トレンディドラマに出演、高視聴率女優と呼ばれていた頃の旧態依然のままの演技で登場。あまりにも古臭く大仰すぎて、視聴者にそっぽをむかれてしまったんです。年齢相応の役を選ばず、あくまでもいい女にこだわり続けたため痛々しさが充満。視聴者に拒否反応を持たれたわけです」(芸能ライター)

 いくら「ロンバケ」での山口の演技が光っていようと、同じ演技だとしたら、進歩のカケラもない。

「90年代ドラマヒロイントップに山口が選ばれたからと言って、錯覚は禁物。山口に今も人気があり、大衆が求めているわけでは決してない。あくまで『ロンバケ』良かったね、ヒロインハマり役だったね、というだけの話ですよ」(テレビ誌記者)

 4月スタートのNHK朝ドラ「なつぞら」で実に31年ぶりに朝ドラに返り咲く山口。元ダンサーのおでん屋女将を演じる。新元号到来にふさわしい、新鮮な演技を見せてほしいものだが。

(塩勢知央)

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