リアル走る凶器!車のタイヤをノコギリに換えて氷上を走るトンデモ実験、さらには路上まで!(フィンランド)
冬は昼間も氷点下な北国では、その地ならではの実験に挑むユーチューバーが乱立しがちだが、冬のフィンランドで車のタイヤをノコギリに換えて氷上を走る動画が話題を呼んでいる。
巨大なノコ刃で凍った湖を走る改造車はもはや走る凶器だ。
鋭い刃先で何重もの軌跡を刻んで、無数の氷を飛ばしまくるドライバー。これ以上ないってぐらいにエッジが効いたワイルドな走りをご覧いただこう。
Testing Saw Blade Wheels on Frozen Lake!
・タイヤを巨大ノコギリにして氷上を運転!?
実験に挑んだのはフィンランド在住のユーチューバー、Lauri VuohensiltaとAnni Vuohensiltaだ。
車はスバル・レガシィ。そのタイヤを巨大な円形ノコギリに交換してドライブをするという。
試験場は凍った湖。その氷の厚さは約30センチで、下には冷たい水があるのだが水深はわりと浅いほうらしい。
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「うっかり沈んでも車高の半分ぐらいだし」とほがらかに笑う2人。さすが極寒の国フィンランド。水温とかはたいした問題ではないようだ。
・タイヤ交換を終えドライブ開始!
交換したのは直径60センチ、厚さ1センチの丸いノコ刃。重さは35キロもある。
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切れ味の良さはざっくり切れたグローブの指を見れば一目瞭然。とても素手で扱えるようなしろものではない。
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タイヤを外し交換も完了。試運転も思いのほかスムーズだったためさっそく氷上ドライブ開始!
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ノコギリタイヤは思いのほか走れたようだ。いくつもの鋭い刃で氷上を行く車。その後ろにはタイヤにあらずな刃物の軌跡が何本も刻まれる。
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なんせ果物もバラバラに寸断する凶暴なタイヤだもの。
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だが結局、車は深めの轍にはまってしまい。引き上げてもらうことに。
・次は路上で運転。スピードも出て最高!
あらためて軌跡をよく見ると、飛び散った氷の中には大きいものがゴロゴロあり、湖の奥ではひび割れも発生していた。
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これちょっとやばいかもってんで氷上実験を終わらせた2人は路上をドライブ。
氷上よりもスピードが出せると大喜びし、時速60キロで路面を削りながらごきげんで走っていった。
・次回は砂利道にトライするだとぅ?
以上で今回の実験はすべて終了。
感想としては改造車の運転そのものはわりとスムーズ。ただ、氷上ではスピードがいまいちだった。低速ギアでなければ進まず、エンジンの低い回転では十分な速度を得られなかったのだ。
向こう見ずなノコギリタイヤ実験は今後も続く。刃物ならではのデンジャラスな走りを望む2人はそのうち砂利道での高速運転にもトライするという。
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はたしてそれはどんな結果を招くのか?
フィンランドの道交法的には大丈夫なのこれ?
written by D/ edited by parumo