“俳優”木村拓哉を作ったのは「ダウンタウン浜田雅功」だった!

アサジョ

“俳優”木村拓哉を作ったのは「ダウンタウン浜田雅功」だった!

 2016年大みそかのSMAP解散以降、木村拓哉は地上波のレギュラー本数がゼロだ。雑誌、ラジオのレギュラー、CMはキープできているが、主演映画の公開前のPRぐらいしか、テレビで木村を観ることはできない状況が続いている。

 とはいえ、俳優としてはトップクラス。オファーは絶えない。共演者にはもちろん、スタッフ受けが抜群なのが、その理由のひとつだという。スタッフ受けを木村に教え込んだのは、ある大物芸人だ。

「木村に大きな影響を与えたのは、ダウンタウンの浜田雅功です。2人は、95年に放映されたドラマ『人生は上々だ』(TBS系)で共演して、今でもプライベートで親しくしています。このドラマの現場で、木村はあることを学びました。控室ではなく、共演者の多くが休憩し、スタッフが行きかう前室で待機するということです。実際に浜田本人が、そうでした。ドラマ経験が浅かった浜田は、少しでも現場の雰囲気に慣れるため、ずっと前室にいて、親睦を深めたそうです」(エンタメ誌ライター)

 今、木村が前室にいるのは、バラエティやドラマ・映画の現場では有名な話。「SMAP×SMAP」(フジテレビ系)放映時も、食事やメイク、読書やマッサージほか、あらゆることをしていたのは、前室だった。スタッフの流れ、取材に入っているマスコミの媒体名、今日のゲストほか、前室にいるとあらゆる情報が入ってくるため、その日の現場を理解するにはちょうどよかったのだ。

「俳優さんのなかで、いちばん最初に現場入りするのも木村です。本人いわく『せっかちだから』だそうですが、現場って常に大勢の人が行き交っていて、知らない顔も多い。そんななかで、少しでもスタッフさんの役割分担を知っておきたいという思いがあるようです」(前出・エンタメ誌ライター)

 木村は、セリフが完ぺきに頭に入った状態のため、スタジオやロケ先で台本を手にすることはほとんどないという。急きょのセリフ変更は朝飯前。長回しでも、長台詞でもうろたえることはめったにない。

 今年が、役者デビューちょうど30周年。ここまで活躍を続けてこれたのは浜ちゃんのおかげかもしれない。

(北村ともこ)

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