季節の変わり目が危ない「自律神経の乱れ」改善のための専門家の提言(1) (2/3ページ)

新刊JP

メグミ:元々夫はキネシオロジー(筋肉応用学)を使った治療をしていたのですが、それに加えて食事療法を指導するようになりました。ただ、食事療法って続けるのは大変で、みなさん途中でやめてしまうんです。

それで考えたのがサプリメントを使った治療でした。サプリメントなら食事療法よりも手軽ですし、アメリカの人はサプリメントを摂ることには慣れているというのもありますしね。それで自然のものに近い栄養素の摂れるサプリメントを探して患者さんに出し始めたら、調子が良くなったという方が増えたんです。

その手法を今回の本で伝えたかったというのが一つあるのですが、うちで扱っているサプリメントはドクターしか買えないもので、一般の方が手に入れられるものではありません。まして日本には薬事法もありますしね。

じゃあどうしようかとなった時にサプリメントをアロマオイルで代用できないかと考えました。私はアロマセラピストの資格を持っているので、その知識を使えないかと思ったんです。それを夫に話したら「できるかもしれない」と。

――それでこの本で解説されているメソッドができあがった。

ロバート:もう一つ自律神経についてもっと知ってほしいという気持ちもあります。サプリメントにしてもその他の治療にしても、自律神経が機能していないと体は反応してくれません。自律神経というのはいわば体のオン・オフのスイッチなので、ここをきちんと機能する状態に戻すことが体の不調を改善するポイントなんです。

――タイトルにある「ファンクショナルセラピー」とはどのようなものなのでしょうか。

ロバート:簡単に言えば「体の不調について、何が本当の原因なのかを突き止めて体が元の状態に戻るように改善していく」というものです。頭痛がするからといって頭痛薬を飲むだけでは頭痛の本当の原因を除去することにはなりません。

自律神経についても、自律神経が働かなくさせているストレス源を発見して除去しないことには改善しませんし、本人はいつまでも原因のわからない不調を抱え込んだり「未病」の状態になったりする。このストレス源の特定と除去の方法を伝えたかったんです。

――日本ではあまり耳にしない言葉です。
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