季節の変わり目が危ない「自律神経の乱れ」改善のための専門家の提言(1) (3/3ページ)

新刊JP

お二人が活動されているカリフォルニアでは「ファンクショナルセラピー」とは一般的な言葉なのでしょうか。

ロバート:一般的とは言えません。こっちでも「こんな治療をしてもらったのは初めて」とおっしゃる方は多いですね。アメリカでもカイロプラクティックの治療院というと、骨を鳴らしたり患部に電気をあてたりといった場所をイメージされやすいです。

――カイロプラクティックは日本では民間療法として扱われています。民間療法というと時に怪しげな治療法だと否定的に捉えられがちなのですが、アメリカではいかがでしょうか。

ロバート:アメリカでもうさんくさいと言う人はたくさんいます。昔の日本にあったような「びわの葉を喉に貼ればのどの調子が良くなる」的な民間療法はアメリカにもたくさんありますしね。

ただ、一方で盛んになりつつある分野でもあります。民間療法の目的は、人間が持っている自然治癒力を高めることだと思いますが、それに関する本はアメリカでは増えてきています。

メグミ:お医者さんから出された薬に対して疑問を持つ人や、薬を服用しているのに治りが悪いと感じている人が増えている感覚は、うちにくる患者さんを見てもあります。民間療法についての関心が高まっているのにはこういう背景もあるのではないかと思います。

――民間療法にはさまざまなものがありますから、興味があってもどれを選べばいいかわからないところがあります。

メグミ:食事療法の話と似ていますけど、たとえば「どくだみの葉をすりつぶして飲め」と言われたとして、たとえ何かに効果があるとしても続けるのは難しいですよね。基本的には民間療法は習慣として続けることで自然治癒力を高めていくというものなので、続けられないようなことは基本的に向いてないと思います。「続けられそうなものを試してみる」というのは一つの選び方ではないでしょうか。

ロバート:まずは自分の体の状態を把握して、何が適しているのかを知っておくことも大切だと思います。今回の本では自分の体にどんなものが効いて、何が必要とされているのかを探し出すための筋肉反射テストについて解説しているので、参考にしていただきたいですね。

(後編につづく)

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