3月中旬より、女優の尾野真千子が出演する『キリン 氷結ストロング』のCMが放送スタートした。このCM内で尾野が披露している歌声に、批判的な声が飛び交っている。

3月18日に都内で開かれた「NEW 氷結ストロング　リニューアル発表会」では、新アンバサダーに就任した尾野が、同商品について「お酒感よりも果実を丸かぶりしたようなおいしさが魅力。女性の方でも飲みやすいと思うので、手にとってもらえればうれしい」とコメント。しかしCMは対照的に、女性をイラつかせているらしい。

CMでは、『東京スカパラダイスオーケストラ』の楽曲『パンドラタイムズ 2019』に合わせて、尾野が

《ストロングー　ついに出たー　氷結氷結氷結氷結　ストロングー！　飲んでみたー　ストロングー…》

と歌うBGMが流れる。映像は、グイっと『氷結』を飲んだ尾野が、笑顔いっぱいで「おいしいー！」と叫ぶ爽快な構成だ。

しかし、視聴者は尾野の歌い方が癪に障るようで、

《尾野真千子、別に嫌いでも好きでもないんやけど… 氷結ストロングのCMの歌い方が不快過ぎて、チャンネル変えてしまう今日この頃》
《氷結ストロングのCMの尾野真千子の歌声、歌い方、無理～》
《氷結ストロングのCM、尾野真千子ますます嫌いになった》
《氷結のCM。尾野真千子ってこんなぶりっこキャラだっけか？》
《氷結ストロングのCMがどちゃくそ不快なんだけど、分かる人いますかね》
《氷結ストロングのCMキツイ。あの歌い方キツイわ。見てられない》

などと、批判の声が飛び交っている。

「確かに同CMは、尾野が若干ぶりっ子のように見えますね。お酒のCMでは、『金麦』の檀れい、『鏡月』の石原さとみなど、男性ウケを狙ったものが多く、女性から嫌悪される傾向があります。その一方で、今回の『氷結』のように、商品自体は女性がターゲットであったりもして、宣伝の仕方が明らかに間違っているような気がしてなりません」（テレビ制作会社AD）

イラつかせて印象に残すという狙いなら、成功かもしれないが…。