サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「タガノディアマンテが波乱起こす」 (2/2ページ)

アサ芸プラス

いずれも人気を上回る好走で、勝ち馬とはコンマ3秒、コンマ2秒差と頑張っている。

 しかも、きさらぎ賞は、大きく出遅れてのもの。メンバー中、最速の上がり脚での猛追だった。スプリングSは中間、少し楽をさせたことで仕上がり状態はイマイチ。初コースということで戸惑いもあり、ペースが上がった3コーナー過ぎで手綱が激しく動く場面もあった。それでも直線での末脚には光るものがあり、能力は、かなりのものであることは確かだ。中山コースを一度経験したことも大きい。

 この中間は、すこぶる順調で、1週前の追い切りは実にリズミカルだった。

「体調に関しては申し分ない。ずいぶんと常識にかかってきた。相手はさらに強くなるが、そう大きな差はないと思っている」

 鮫島調教師は、こう言って期待感をにじませる。

 昨年の覇者エポカドーロを出した3冠馬オルフェーヴルを父に、ダービー馬キングカメハメハが母の父。近親、一族にトゥザヴィクトリー(エリザベス女王杯)、クリアマンデート(GI3勝)、クレームフレーシュ(GI7勝)など活躍馬がズラリといる血筋。晴雨にかかわらず“一発”があっていい。

「サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「タガノディアマンテが波乱起こす」」のページです。デイリーニュースオンラインは、週刊アサヒ芸能 2019年 4/18号タガノディアマンテ皐月賞水戸正晴競馬エンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
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