元々は幕末の尊王攘夷志士?新一万円札の顔「渋沢栄一」の生涯を解説 その1 (1/2ページ)
japaaanでもご紹介した通り、5年後の2024年に新紙幣が発行される事が決まりました。
千円札は北斎の富嶽三十六景!一万円、五千円、千円札の新デザイン発表!五百円は二色三層構造に特に話題なのが新1万円札の顔として選ばれた「渋沢栄一」。日本資本主義の父と謳われる人物です。
渋沢栄一 Wikipediaより
えーっと、歴史の授業で名前は暗記した記憶があるけれど、どんな人だったっけ・・・。そんな方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
今回は新紙幣の記念に、渋沢栄一の生涯をご紹介します。
元々は幕末の尊王攘夷志士!?渋沢栄一は1840(天保11)年2月13日、武蔵国(現在の埼玉県深谷市血洗島)の豪農の家に長男として生まれました。家業を手伝う傍ら、父から「論語」など一通りの教育を受けて育ちます。
栄一が青年になる頃、時勢は幕末に突入。若く血気盛んな栄一は従兄たちとともに「尊王攘夷」運動に参加し、高崎城の乗っ取りを計画しますが実際には実行されませんでした。かなりやんちゃだったのですね・・・。
しかし、栄一が京都に向かった矢先、運命は急展開します。