田中角栄「名勝負物語」第六番 竹下 登(3) (3/3ページ)

週刊実話

夜中、トイレに立つときでも、わざわざ階下まで下りていくんです。水洗の水音で、私が目を覚まさないようにとの気遣いなんですね」

 「気配り」では人後に落ちぬ田中だが、さすがにここまでは至らない。その田中が改めて目をむいたのは、竹下のなんともねばり強い“調整名人”ぶりだったのである。
(文中敬称略/この項つづく)

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【著者】=早大卒。永田町取材49年のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『愛蔵版 角栄一代』(セブン&アイ出版)、『高度経済成長に挑んだ男たち』(ビジネス社)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。

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