LINEでの「初デートの誘い方」
ちょっといいなと思う相手がいたら、まずはデート! まずはご飯! ですよね。でも普段のLINEのやり取りが続くのに、一向にデートに誘ってくれなかったり、あまりLINEがマメじゃないタイプの場合は、デートの誘いにたどり着くまでが長い道のりだったり……。
そんなときは、女性から勇気を出して、デートに誘ってしまいましょう! そうすることで、まだまだ緊張感のある2人の関係が、ぐっと近づくこともあるかもしれません。
■女性から初デートに誘うのってあり? なし?
女性からデートに誘うなんて、前のめりすぎて引かれない? そんな心配をする女性も多いことでしょう。しかし、男性心理を知れば、むしろ誘わないほうがもったいないと思うかもしれません。
◇初デートは女性から誘ってOK?
そもそも女性からデートに誘うってありなんですか? その答えに関しては「あり!」です。むしろ女性から誘ったほうがスムーズに恋愛が運ぶこともたくさんあります。
そもそも「男性からデートは誘うべき」というルールのようなものがありますが、これは男性がリードすることでいい恋愛は成り立つといった、昔ながらの価値観の名残です。
今の時代って、幸せな恋愛をするなら、男性にリードしてもらうことではなくて、お互い心をひらいて、対等なコミュニケーションがしっかり取り合える関係がいい恋愛だって思いませんか。
だったらデートに誘うのは男性でも女性でも、どちらでもいいんです。
◇女性から初デートに誘われたときの男性心理とは?
また女性からデートに誘うことにはメリットもたくさんあります。そのひとつが「相手に告白以外で好意を伝えることができる」というもの。
男の人って、意外と「いける!」と自分の中で確信が持てないと、恋愛モードをGOしないことってよくあります。そのGOを待ってヤキモキするくらいなら、女性から「OKなんですよ!」というサインを示したほうが効率的です。
そのひとつの手段が、女性からさりげない好意と一緒にご飯デートに誘うことなんです。
「ありかな? なしかな?」と男性も探り探りの状態のときに女性から「ご飯行きません?」と連絡が入ると、男性も「え? まじで! ちょっと可能性あるのかな」と、喜びもひとしおなのです。
■女性から初デートに誘う際に注意するポイント5つ
さっそく女性からデートに誘ってみましょう! とはいえ、「◯月×日の夜、空いていますか? △△へ行きませんか?」と業務連絡みたいに誘ってもちょっと味気ないですよね。そこでデートに誘う際の注意点を、ここでは5つご紹介します。
◇ハッキリ言うこと
まず、デートに誘うと決めたら、思わせぶりな態度はいけません。「どこに行くか」は2人で決めてもいいのですが「ご飯に行きたい! 一緒に行こう!」というお誘いは、きちんと自分からしなくてはいけません。
やりがちな失敗として、「最近全然飲みに行けてないな〜」といったLINEを、相手の「じゃあ行く?」という誘いを待つ目的で送る女性がいます。これは相手が気づかないと断られるし、これだけ匂わせるなら、ハッキリ「最近飲みに行けてないんだけど、お暇なら一緒に行かない?」と言いましょう。
◇好意が伝わることを恐れない
自分から誘うことを恐れる女性の多くは「好き」がバレることを怖がっている傾向があります。
でも、好意はある程度バレたほうが、相手もあなたを意識しやすく、また恋愛に発展するスピードも早くなるため、隠す必要はありません。
とはいえ、相手に好意がバレると嫌われたり引かれたりするんではないか、といった不安を抱く人もいますよね。筆者もそういうタイプなので気持ちはすごくわかります。
でも、嫌われたらデートに行くまでもなくご縁は終わりになるはずです。
ご縁がある人であれば、どちらが誘っても続くはず。そう思えば、少しだけ勇気を持って踏み出せそうな気がしませんか?
◇相手が暇そうな時間帯やタイミングを狙う
相手の男性がLINE無精であれば、送る時間帯は注意したほうがいいでしょう。たとえば相手が会社員なら、通勤時間である平日の8時ごろや、帰宅後であろう平日22時以降は返信がしやすいかもしれません。
こればかりは相手の生活スタイルを見極める必要がありますが、ぜひ不安な方やせっかちな方は、暇そう(返信が来やすそう)な時間帯を狙ってみましょう。
◇具体的な日時や場所は一度に明かしきらない
先程も少しお伝えましたが、「◯月×日に△△に行きませんか?」的な業務連絡のような誘い方は、相手にとっても「これって好意があるのかな?」と勘ぐらせてしまう原因にもなります。
あまりハッキリ明言しすぎるのは避けると同時に、日時か場所か、どちらかは小出しにするくらいにしましょう。
◇言い訳を作るときは白々しくてOK
デートに誘うとき、「ご飯行こう!」とか「◯◯くんと飲みたい!」といったストレートな誘い方が恥ずかしい場合は、白々しくていいので言い訳を上手く組み立ててみましょう。
後ほど具体的な文面はご紹介しますが、どれも多少の好意が透けてしまうのは仕方ないもの。だからこそ、言い訳を作るときは好意をさり気なく伝えること。そのくらいの気持ちを持って、女性からお誘いをしていきましょう。
5つの注意点をご紹介しました。「私もできそう……」と思えたでしょうか?
誘うという行動は、ある意味慣れでもあります。まだ一度も男性をデートに誘ったことのない女性は、これは自分の成長のための一歩なんだ! と思い、勇気を出して文面を作っていきましょう。
■女性から初デートに誘う際のLINEの例文
それでは相手をご飯デートに誘う際の、スムーズな文面をいくつかご紹介します。ただし文面によってどのくらい相手に好意を匂わせるかは変わってきますので、レベル別にご紹介します。
☆レベル1
この前おいしいお店を教えてもらったから一緒に行かない?
言い訳を混ぜた、最もスタンダードなデートの誘い方です。この場合教えてもらったというおいしいお店を探す手間がありますが、相手には好意があるかどうかをそれなりに隠しつつ、当たり障りのない誘い方ができます。
☆レベル2
◯◯くんの会社の近くにいいお店を教えてもらったんだけど、気になってて……。付き合ってくれない?
◯◯くんって馬刺し好きって言ってなかった? この前おいしいお店教えてもらったんだけど、一緒に行かない?
「あなただから誘っている」という空気を出すことで、少しだけ相手への好意を匂わせる誘い方です。もちろん相手の会社や好物を事前にリサーチする必要がありますが、2人の距離はよりスピーディーに縮まる可能性があります。
☆レベル3
焼き肉食べたいんだけど、一緒に行く人がいなくて……付き合ってくれない?
おいしい日本酒が飲みたいんだけど、付き合ってくれない?
この誘い方は「私とあなたはもう親しい間柄でしょ?」という空気感を出しながら誘うことで、相手との心の距離を、女性からぐっと詰める効果があります。
☆レベル4
〇〇駅にあるお店を開拓したいんだけど、一緒に付き合ってくれない?
〇〇くんと飲みたいんだけど、何時ごろ空いてる?
場所の開拓の誘いは、間接的にご飯だけでなく時間をかけたデートもしようというお誘いになっているので、少しハードルが高くなります。
また◯◯くんと飲みたいという誘い方は、もう今の段階での好意を全開で出しているので、難易度はやや高めかもしれません。
いくつかレベル別に例文をご紹介しましたが、これなら送れそうと思えるものはあったでしょうか? あなたとLINEが続くなら、多少なりとも好意は彼も持っているかも。ぜひタイミングを見てお誘いしてみてはいかがでしょう。
■断られた場合は脈ナシ?
勇気を出してLINEを送っても「ちょっと今忙しくて……」と悲しい返事が来たら、落ち込んでしまいますよね。
この場合、相手から別日の提案が来たら“脈アリ”と一般的には言いますが、実際、別日の提案がすぐに来ることのほうが稀であったりします。
そこでもし相手の男性にデートを断られて、かつ別日の提案もなかった場合は、もう少し彼と日常的なLINEを続けることで、相手が自分に興味があるのかないのかを、もう一度判断し直してみることをおすすめします。
普通は連絡を取り合っている相手とのご飯を嫌がる人はいません。断られたあと、明らかにLINEの頻度や温度感が下がっているようなら、それはご縁がなかったと、考え直したほうがいいかもしれません。
デートの誘いは好意を匂わせるくらいの勇気を持って!
経験がないと緊張してしまうデートのお誘い。でもちょっとしたコツを知り、好意が伝わるかもしれない不安を乗り越えれば、恋愛に発展するチャンスが広がる可能性も十分あります。
彼からのお誘いを待つよりも、自分からチャンスをつかみにいったほうが、幸せな人生の近道な気がしませんか? 一歩踏み出す勇気を持って、今日はあの人をデートに誘ってみましょう。
(おおしまりえ)
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